月と散歩 )
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僕がいる。
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『僕』としての僕と、 『群れ』の中の一個体としての僕。
どちらも、僕。
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僕が『僕』でなければならないひとがいる。
僕が『群れ』の中のひとりであることを求める人たちがいる。
どちらも必要な事なんだろう。 けど、『僕』を求めてくれるひとたちがいるから、在り続けられる。
そう、思う。
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「…全身に何百の武器を仕込んでも 腹にくくった�牋賈椶料筬瓩砲� 敵(かな)わねェこともある…」 ゼフは云った(誰?)。
刃こぼれも多い槍だけど… 僕は、これでいく。
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「スペッシャルになるな」 とは、高校の恩師の口癖。
「憧れや名誉はいらない/華やかな夢も欲しくない 生き続けることの事の意味/それだけを待ち望んでいたい」 と、達郎さんは唄う。
昔は、そんなのは疲れたオトナの言い訳だ、と思ってた。
けど、今。
その言葉たちの云いたいことが、わかるような歳になった。
…本当に大切なものはなにか…。
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そして、僕はここにいる。
≪抜粋≫
尾田 栄一郎『ONE PIECE〜巻 八』
山下 達郎 『蒼氓(そうぼう)』 より
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