月と散歩   )   
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2002年05月11日(土) THE ONE


僕がいる。

―――

『僕』としての僕と、
『群れ』の中の一個体としての僕。

どちらも、僕。

―――

僕が『僕』でなければならないひとがいる。

僕が『群れ』の中のひとりであることを求める人たちがいる。

どちらも必要な事なんだろう。
けど、『僕』を求めてくれるひとたちがいるから、在り続けられる。

そう、思う。

―――

「…全身に何百の武器を仕込んでも
腹にくくった�牋賈椶料筬瓩砲� 敵(かな)わねェこともある…」
ゼフは云った(誰?)。

刃こぼれも多い槍だけど…
僕は、これでいく。

―――

「スペッシャルになるな」
とは、高校の恩師の口癖。

「憧れや名誉はいらない/華やかな夢も欲しくない
生き続けることの事の意味/それだけを待ち望んでいたい」
と、達郎さんは唄う。

昔は、そんなのは疲れたオトナの言い訳だ、と思ってた。

けど、今。

その言葉たちの云いたいことが、わかるような歳になった。


…本当に大切なものはなにか…。


―――

そして、僕はここにいる。




≪抜粋≫

尾田 栄一郎『ONE PIECE〜巻 八』

山下 達郎 『蒼氓(そうぼう)』 より


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