流天日記
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2005年06月10日(金) 境界は消えつつある

友人と昼食をとり、大学内を歩いていると
どうも視界がゆらゆらする。
足元もふにゃふにゃして、歩いている実感がない。
友人が話しかけてくるが、言語が理解できない。
あっ、これはもしかして。
私は唐突に悟ったのである。
これは、夢だ。私は今夢の中にいるのだ。

頬に指をやる。感触が無い。
境界は消えつつあるのだ。
(完)


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