★ 夏海の日記 ★

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2008年02月16日(土) あづまさんへの手紙

あづまさま

夏海です。
268号は、ずっしり来ました。

私は、悪い意味で『自立』しようとしている。
子供時代に、親に振り回されて転校転校を繰り返し
(父親の仕事の関係(転勤等)ではなく、
 父親の都合(他県への転職)で 引越しばかりしていました)
転校するたびに、
『自分は(転校もとの友達にとって)死んだも同然だ』と思って生きてきたので、
人に振り回されないで、ここが自分の居場所だ と思える場所が欲しいのです。

正月以来、また罵られ怒鳴られるのかとビクビクし、
酷く緊張した毎日を過ごしています。
そして、一度『正社員』の内定を貰った時点で、夫と話し合いをしました。
(相手の都合で内定を取り消されましたが)

彼いわく、母親の介護をして貰わないと困るので、『正社員』は困る。
夏海さんが自立して家を出る覚悟ならば、仕方がない。
ではないのであれば、内定した会社を断ってパート勤めをするか、
自分が仕事を変わることにするかになる。
自分が仕事を変わった場合、その分収入が減るので、
夏海さんががっつり稼ぎ、月に15万入れろ
と 条件を提示されました。

私は 彼との未来を信用できないので、『正社員』であることを捨てる意思などこれっぽっちもなく、
家を出る腹積もりをしていました。

同棲していた昔のように、私は私の基盤で生活をし、
彼は彼の基盤で生活をし、時々訪ねてくる が、
本音を言えば 理想です。
他人の金を当てにして生活をしている主婦なんて、
私には不安過ぎて (一応『今の私には』と言ってみますが)無理なんです。

『亭主元気で留守が良い』
と思っている『世間一般』の主婦は、私にとって売春婦と同じだと思っています。

それは、どうして離婚しないのか理解できなかった親の
セックスを、小学生の時に 何度も見てしまい、
生活の為に体を与えるのか!と母親を軽蔑していたせいだと思うのですが。
(実際、金がないから出ていかないと母親が言ってましたし)


「家を出たいのであれば、自分の金で買ったもの以外は置いていけ」と母親に言われて育ったので、
自分のお金で買ったもの以外は、他人の持ち物だという意識が強く、
この家に住んでいてさえ、この家は 自分の居場所、安心して住める『巣』だと思えません。
って言うか、今まで自分の居場所だと思えた『巣』など どこにもありませんでした。

私は 私を縛っているものの正体や その理由を知っていますが、
どうしたら呪縛から抜け出せることができるのか?が解りません。
って言うか、抜け出してどうなるの?とすら思っています。
抜け出した先にある 幸せ像が想像できません。
あまりに絵空事過ぎて、TVや映画の中だけの世界か、
売春婦に成り下がらない 幸せな形などがあるなんて想像できません。
(実際、私の祖父母や伯母夫婦は 仲良し夫婦だったので、
 そんな夫婦は 存在することは『知って』いますが、
 祖母や伯母と私は『違う人間』で、
 よっぽど馬鹿で自分の全てを夫に託すか 
 よっぽど賢くて、上手に操縦できるか?の双極しか思いつかず、
 そのどちらにもなれない私には 無理だと『今は』思っています)

簿記三昧で デトックス修行ができていませんが、
幸せになりたい、
平穏で平凡な毎日を過ごしたいと 心から願っているのに、
そこから どんどん離れていっている気がします。

どうしたら 良いのでしょうか?

また、違う話しになりますが、
夫が買った超音波歯ブラシを使用してみたところ、
『無理やり犯されている感じ』がして怖くなり、
2度試してみましたが、使えませんでした。
これは、何が原因なんでしょう?

矢野先生のメルマガを登録しました。

『人性のぐるぐるから ポンと抜け出す本』には、
人間の『意識』など、10%もなく、
そのほとんどが『無意識』であると書いてありました。
『意識』が幸せになりたいと願っていても
『無意識』が そんなの無理無理と思っていたら、幸せになんざなれないと。
だから、『無意識』に目を向けて 無理と思っていることがらを許可しなさいと書いてあります。

意識していないからこそ『無意識』なのに、
その『無意識』を探すこと は 難しいとは思いますが、
もうそろそろ 日向ぼっこしているような平穏な日々を過ごしたいと心から願っているので、
自分のできる範囲で 頑張ってみようかなと。

デトックスもできていないのに、他のことまで手を広げるなんて、あづまさんに失礼だと思っていますが、
(だから 今回の号も ずっしりきました。)
ずっと 今でも 藁を探して もがいています。

これも『ぐるぐるポン』からの言葉ですが、
あづまさんからされた 今は100点のうちの何点?の質問に対して、
『ぐるぐるポン』では、今が100点満点と仮定して、
(つまり、今の自分のありのまま全部を肯定する)
後5点プラスできるとしたら、何をしますか?
の質問の方が 私向きでした。

満足できていない現状を マイナススタートから考えると、
どれだけ頑張っても くれくれタコラではないですけれど、
満足できる100点満点になんざ なれないわと 思って。

ということで、
現状を100点と考えて、あと5点 プラスできるとしたら、
今の私(の生活や習慣)になにをプラスできるか?
を考えてみたいと思います。

長くなりました。
緊張で泥沼の毎日の中、死なないで頑張っています。

友達(男)に子供が生まれました。
赤ちゃんって、未来への希望ですね。
あの時、彼と結婚していたら、幸せになれていたんだろうなと思います。
でも、その選択をしなかったのは『私』ですから。

夏海


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