★ 夏海の日記 ★

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2007年10月27日(土)  親離れ

●夏海(895) 題名:親離れ 投稿日 : 2007年10月27日<土>13時49分

頂いたメールになかなかお返事ができないので、
申し訳ないので、この場で少しだけ お返事を。

最近世間を騒がせている『亀田』親子。
親は、その中でも特に『現状に満足していない親』は、子供を支配したがる傾向にあります。
「お前の為に」の言葉でまず縛ります。
「私はあんたの幸せを祈って言ってあげてるのに」
私に言わせて貰えば、呪いの呪文やね。

子供が親離れしようと試みる。
初めてだから、当然失敗くらいするでしょう。
初めて『立っち』ができた赤ちゃんと同じように。
私は思います。『失敗は(しないに越したことはないけど)沢山した方がいい』
人間ってさぁ、失敗して、痛い目に合って初めて考えるのよ。
どうして失敗したのか?
どうしたら、この極面を打破できるのか?
私一人で解決できる問題なのか?
助けを呼ぶのか?
何と言ったら今ね窮地を理解して貰える?
どこに、誰に相談すれば良い?
同じ失敗を繰り返さない為にはどうしたら良いのか?

全て解決した後、その『失敗』は貴重な経験に変わり、
子供を大人に変えると思うの。

「ほら!お母さんの言った通りでしょ」
(だから、私の言うことを聞いていれば良いのよ。だってあなたを一番理解しているのは私なのだから)

この言葉によって、どれだけの子供が成長の機会を潰されたことでしょう!

自分のお尻は自分で拭う。

幼稚園児なら誰もが教えられることが、
子供のお尻(失敗)を拭きたい親ばかりで、日本の将来はどうなるんだろうと思う。



◎夏海(896) 題名:続き 投稿日 : 2007年10月27日<土>13時50分

亀田父は、プロボクサーになりたかった夢を息子に背負わせた。
(笑っちゃうことに、私の父親も、自分がなりたかった憧れの職業『弁護士』に私をさせようと教育していたのだよ。
 所詮カエルの子はカエルなのにね 苦笑)

『あの』父ちゃんに育てられた『あの』兄弟が、
犯罪に手を染めずにここまで来られたのは、『ボクシング』があったお陰だと思う。
父ちゃんは間違ってはいない。
ただ、子離れの時期を見極められなかった罪は重い。

だから、『俺が守る』と言い切った おのれの息子一人に記者会見させ、家族を代表して頭を下げさせ、
おのれを庇わせなければならないハメになった。

息子はいつまでも子供ではなく、自分を越えた時点で上のランクの人にバトンを渡してあげないと、
『自分と同じレベル』までしか育てられない。
あの父ちゃんには、世界チャンピオンに君臨し続けられるようなレベルの選手へと指導できる力量は、ない。

ここで出てくる言葉。
「息子のことは、俺が一番よく知っている。
 その証拠に、俺の指導で、ここまで強くなったやないか!」

散々されたバッシングと、考えないで口から吐き出していた軽はずみな言葉の重みを噛み締め、
子供たちは、今までとは違う『大人(セコンド)』に預けられることになった。

『家から出る』という、『体の自立』がほとんど強制的だけど始まった。

ここで問題なのは、体の自立が親離れではないと言うこと。

試合に負けた時に、彼らの真価が問われる。
「やっぱり父ちゃんの言ってたことが正しかったんや」と思い、
親元に戻ったが最期、彼らのボクサー人生が終わると思う。

前フリが長くなって申し訳ないです。
ここからが『お返事』。

親から、世間から何を言われようとも、冷静でいられること。
逆に親や世間を観察できる心の余裕があること。
そこが一番嬉しく思いました。
家から出ることは、お金の問題をクリアできたならば、『できること』なんですよね。
問題は、親に心を乱されることなく、日々の生活に集中できるかどうか?
心の親離れができて初めて『渦中』からの卒業だと思うんです。
卒業おめでとう!!
これからは、幸せな、明るい未来が待ってるからね!
一緒に幸せになろうね^^



◎pot(897) 題名:こんばんは♪ 投稿日 : 2007年10月27日<土>23時03分

夏海さんの言葉にはいつも癒されてます(^^) 
最近ストレス解消にブログなんぞ始めてみました。
大変ですが結構楽しいです。どうでもいい事しか書いてないけど。
 思った事吐き出すのはいい事ですね〜。
完璧な卒業をのんびりと目指します。
学業頑張んないと(トホホな成績だから)



potさん、いつもありがとう ^^


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