★ 夏海の日記 ★

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2007年08月17日(金) これは、何だ?!!

情報元 : 2007年08月15日 中日新聞朝刊

以下、朝刊に載っていた記事を転記いたします。

 注意 : 私 夏海は、中日新聞社メディア局データベース部著作権課に許可を頂いて転記しております。
 以下の記事の内容は、中日新聞が著作権を保持していますので、
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『障害者の工賃大幅アップ』

>> 経営指導で障害者が受けつ工賃アップ──。厚生労働省の2006年度のモデル事業で、経営コンサルタントの指導、助言を受けた、障害者が作業する授産施設六ヶ所すべての工賃が増えたことが、分かった。倍近くに増えたところもあった。
>> 厚労省は、障害者施設に経営的な視点を取り入れることが障害者の生活向上につながるとして、08年度はコンサルタント派遣事業など本年度関連予算(5億円)の倍増を目指す。
>> 工賃の上げ幅が最も大きかった津市の精神障害者通所授産施設「クローバハウス」では、いくつか行っていた事業のうちパンの製造販売を重点強化。コンサルタントのアドバイスを受け、地元のスーパーに販路を拡大したり、月に4回の宅配販売も始めた。
>> 工賃アップの必要性を職員同士で確認し生産性向上にも努めた結果、収益が大幅にアップし、工賃は05年度の月平均1万2千400円から、06年度は同万2千800円と倍近くに増えた。現在は、一日五時間半で週に五日作業した人の工賃は、3万1千円となっている。職員の一人は、「工賃が上がることで地域での暮らしが可能になった」としている。
>> 滋賀県守山市の知的障害者通所授産施設「あじさい園」では、コンサルの新規事業提案を受けて職員で議論。従来の公園清掃などに加え、自転車駐輪場の管理業務を始めた。約40人の平均工賃は、05年度につき1万3千900円だったが、06年度は駐輪場管理業務担当の5人の平均工賃は約2万700円になった。
>> 授産施設の工賃の全国平均は02年度調べで月1万5千円。政府は11年度までに3万円にする「工賃倍増5か年計画」の本年度の策定を各都道府県に通知している。

【中日新聞 2007年8月15日 朝刊より】



愕然とした。
私が電話で直接施設に問い合わせ、
アンジュが直接施設に問い合わせて聞いていた内容通りのことが書かれていた。
それも、得意げに。
倍に増えた?
生活ができる?

授産所で稼いだ『お小遣い』は、毎日授産所で食べる昼食代にすらならないと、私は電話で質問に答えてくれた人に説明された。
共同生活を練習する施設の入居の為の お金すら稼ぐことができないと。

最低賃金が 3万円が目標だと?!
たった3万円で、『障害者』として金銭的補助を受けていない人(障害者認定1 or 2級以外)が 生活できると 本気で思っているのであれば、
この国は狂っている。
 


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