★ 夏海の日記 ★
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春ですねー 今朝、洗濯物を干していたら、ウグイスの声を聴きました。 上手に鳴けるウグイスが、ウグイス仲間ではモテる条件らしく、 若いウグイスは、上手なウグイスの近くに止まって歌声を真似て練習するそうです。 年中ホーホケキョと鳴くわけではなく、 子作りが始まるこの時期のオス限定がホーホケキョと鳴くのだそうです。 自分の子孫を残す為に、自然界のオスは勝ち抜かなくてはなりません。 メスは、優秀な遺伝子を残す為に相手を厳選しなくてはなりません。 自然界は苛酷で厳しく、それを目の当たりにすると、姿勢を正さずにはいられません。 私達も自然の一部なのであれば、 同じ仲間としての人間以外の動物の種(しゅ)を絶やすことのないように、 『保護をする』のではなく、環境ごと考える方向にもっと早く移行しないといけないのにって、 滅びゆく種(しゅ)のニュースを見る度に思います。
人間の命が長くなりました。 ベッドの上で生かされている命が必要とするエネルギーによって、 放出される熱エネルギーが地球の温度を高くしてしまう。 生命を維持する為の装置を付け、自発呼吸と心臓が止まるのを1ヶ月2ヶ月...と待つのは、果たして良いことなんだろうか? 私は3度遺族として経験し、2人の友達が同じ状態になり、亡くなりました。
2人の友だちが人工透析をし、 一人が生体腎移植をしました。
生きていて欲しいと思う思いと、 本人の為には、本当はどうなんだろう?と言う思いと。
4月だからかな。 朝から小難しいことを考えながら、電車に揺られていた夏海でした。
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