★ 夏海の日記 ★

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2006年09月26日(火) 一緒に生きたいのに...

大島弓子さんのマンガを読み始めてしまった
朝のくそ忙しい時間の何気なく始まったいつもの現実逃避。
読み始めて「しまった!」と思ったが、遅かった。
私の思考が動き始めてしまった。

teaは、意識して食べないと痩せてしまう体質で
それも食べ過ぎることなく効率よく食べないと、下痢になって排出してしまう。
体に栄養を貯めておけないので、災害など『食べられない状況』においては、一番弱い体質でもある。

そのteaが最近太れなくなった。
食べても、食べても。
シヤレにならない体重&体脂肪になっている。
寝ても疲れが取れない。
父親の介護&死、それに伴う手続きを全て自分でこなし、
休日には気分転換に釣りに出掛けていたので、
そりゃー疲れも取れんわなって笑っていたのだが。

自分なりに調べた結果、『隠れ糖尿病』ではないかと思い始めた。
それは普通の検索では血糖値は正常なので発見されないらしい。
検査は空腹時血糖値とぶどう糖?だかを投与した血糖値の差で診断するそうで、
「そんなお腹が空く検査なんてやだー!!」と言って検査を拒否している。
(本当は怖いから知りたくないのだろうけど)

慢性の糖尿病との違いは、食べ物を食べることによって急に血糖値が上がることと、
じわじわと悪化していくのではなく、突然どこかの血管が詰まって倒れるのだそうな。
そして昇天。

teaさん
困るのだが。
そして 私はとても悲むのだが。

長生きする気はないとteaは言う。
長生きしてくれたら嬉しいが、それを求めたりしない。
本人にその気がないのに、引き止めたりはできないことは知っている。

でも
もう少し、この楽しい時間を味わいたいのだが。
新婚さんな訳だし。

teaは生きる意力がない。
将来に希望や やりたいことがある訳でもなく、
積極的に死ぬことはしないが、生きることを希望している訳でもない。
死にたいと思って生きてきた私はと言うと、
今まで頑張って来たご褒美に、今の楽しい時間を もう少し楽しみたいと思う。
できたら、少しでも長く teaと一緒に。

最悪の状態を考えるのが私の癖で、
それは、最悪の状況になっても慌てない為の私の知恵だったりする。
そうやって、今まで生きてきた。

そして今朝。
teaが突然倒れてしまったら、残された私と teaのお母さんは、どうやって暮らして行こうかと考えた。
果たして私はお母さんを養っていけるのかと。
私の稼ぎと、お母さんの年金と、そしてteaのお姉さんの援助。

近々一緒に住むであろう家は、teaの名義で、teaが死んだら私への遺産になる。
が、私はその家に住めるのだろうか?
それとも家を出て、新しい家を探さなくてはいけないのだろうか?
teaが亡くなったら他人になるお母さんとの共同生活に思いを馳せる。
お母さんが動ける今は良いとして、介護が必要になったら、私は大丈夫だろうかと。
そして一人になったら...。

『その時』になってから考えれば良い。
それは分かってはいるんだけど。

今朝、大島弓子さんの漫画本を読んでしまった。
悲しい気持ちが離れない。


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