★ 夏海の日記 ★

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2006年07月21日(金) お一人様

凄いなぁ...
初 お出かけPCだよーー

まさか こんなことになろうとは ^^;

今日は 本当は早く家を出て、お昼までには軽井沢へ行こうと思っていたんだけど、
ちょいとネットにはまり、ちょいとハリーポッターの世界へ現実逃避したら、
朝6時に起きたにも関わらず、家を出たのは9時...
なんでやねん!

家でネットで調べたことろ、昨日は中央道の駒ヶ根インター⇔岡谷ジャンクションが 崖崩れの為、不通だったけど、
今朝は、駒ヶ根→伊那が不通だけで、ラッキーとか思っていたら、
高速に乗ったら、駒ヶ根→岡谷ジャンクション→塩尻まで、普通区間が伸びてやんの!
うそつきーーー!とか叫びながら、中津川で高速道路は一旦降りて、国道19号線(中山道)へ...
途中にある『寝覚めの床(ねざめのとこ)』(木曽川?の、浦島太郎が、玉手箱を開けたという伝説がある場所)までは、行ったことがある。
よっしゃ!そこまでは大丈夫!
そして、問題は、その後...
大丈夫か?!わたし!

お薬は 持った。
頓服も準備した!
女は度胸だ!!

で、とうとう来てしまいました。
4年ぶりの軽井沢へ!

4年前までは、年に1度 GWの早い時期に うーたん(元夫くん)と来ていました。
(『軽井沢シンドローム』って漫画知ってます?うーたんは、それのファンなのです)
軽井沢の『気』は、私にとって、とても気持ちが良くて、何もしなくても、そこにいるだけでとてもホッとする場所です。
そして、推理小説作家の『内田康夫』さんの小説の主人公である『浅見光彦』と言う名のキャラクターを冠した
『浅見光彦倶楽部』というファンクラブがあり、そのクラブハウスが軽井沢にあります。
内田康夫さんの奥様の『早坂真紀』さんも、小説を書いてらっしって、
地元の書店ではなかなか手に入れられない彼女の小説や詩集、エッセー集を、彼女の目の前で買うことができ、サインまでして頂けるんです。

来る途中に、『奈良井宿』という宿場町があり、古い町並みが好きな私には大好物な場所なので、行ってみたい場所のひとつだったのですが、
今日は黄色いヘルメットを着た、たぶん災害担当の消防署の人?が、小雨の中 大勢立っていたので、
今日は諦めて通り過ぎました。
なので、ほとんど一直線に軽井沢へ向かい、何はともあれクラブハウスへGO!でした。

何の新聞だったのかな?
新聞の小説の朝刊に、連載が開始されて、その内容が 私の大好物な戦国時代のものだったので、(明智光秀と蜂須賀小六が出て来ました)
それを読み、
(東海で一番読まれている『中日新聞』への連載は、3年間前でした。おお!その連載の途中で婚家を出たんだったよなぁ。)
作家の先生方は、今日はもう みえないと 職員の方がおっしゃったので、また明日本は買うことにして、
『軽井沢の芽衣』というTeaサロンへ行きました。
ここは、オーナーが早坂真紀さんで、クラブハウスのお客様用に(少し離れてはいますが)建てた、交流の場で、
その裏には ほとんど手を加えていない森があり、『妖精の棲む森』として開放されています。

オーナー紹介の肩書きに、『ファンタジー作家』と書かれてあって、『ファンタジー』?いつの間に??って少し笑ってしまいましたが、
ま、夢見る乙女のまま 大人になった彼女ですから ^^

そこでしか登録できない『妖精クラブ』にも会員登録し、(来年の登録時も、また軽井沢まで来ないといけません)
森の散策は (霧雨だけど)雨だし、もう夕暮れなので、宿泊予約したペンションへ向かいました。

途中で軽く^^;道に迷い、Uターンして、軽井沢駅へ。
軽井沢銀座方面へ向かったら、すぐ左側にある『フロマージュ』と言う名前のチーズ屋さん?の『フォンテーヌブロー』(生レアチーズケーキです)を買って♪(太ってやる〜)

7:00から夕食だと言う事で、取りあえずPCを立ち上げてみました。
7:00に食堂へ。
夕食が始まってすぐ、隣の席の『お一人様』をオーナーから紹介され、
何だかよく分からないけど、オーナーと3人で乾杯し(^^;)
(これが『ペンション』の良いところでもあり、ついて行けないところでもあります)
年代も 住む場所も違う、袖触れ合った二人が、軽く おしゃべりをしながら食事をしました。
オーナーの悦に入ったチェロの生演奏なんざ 薄ら笑いを浮かべながら聴いて
(私のその顔は、温かい微笑に見えたことでしょう 笑)
いかにもteaが嫌がりそうな宿だことって、一人ほくそ笑んでいました。(オーナーごめんよ)

昔は、「女性のお一人様は、用心しろ」という話を聞いたことがあって、
それは、女性の一人旅行がとても珍しかった頃の話で、珍しい故に、「死に場所を求めて最後の旅行を」って
だから、気をつけろってTVでやってたな...
今回の旅行も、事前予約だけど、ほとんど飛び込みだから、こんなに愛想が良くて良いのかい?!って程の能天気さで対応されて、
世の中変わったものだーと思いました。

でもね、考えてみると、『PO』のメンバーは、一人で行動する人が多く、山も泊まりで一人で出掛けちゃうし、
海外でのバックパック旅行も、3ヶ月とか半年とか、一人で出掛けちゃう人ばかりだし、
最近の女の子は強いなぁって。(って、『PO』だけっすか?^^;)

実は、今回の旅は、私の生まれて初めての『一人旅』なのだー
会社で 一人で軽井沢へ出掛けるって言ったら、
edamにも、コタカイくんにも、「一人で旅行に行く意味がわからん!」って言われた。
一人で出掛けて、何が楽しいの?って。

うーーーーん......
私もそう思っていたさ。
違うな...
一人が怖かったんだな。あの頃は。
一人になるのが怖くて、一人になれなかった。

でも今は、
一人楽しい ではなく、
一人で楽しい。
これが正解。

感情や思い出など、人と何かを共有し合えることは、とても楽しい。
でも、それだけでは 勿体無くない?
誰かと一緒でないと できないってことは、
自分を制限しちゃうってことじゃない?

やりたいことがある。
行きたい場所がある。
でも、映画に付き合ってくれる誰かや、美術館、スポーツ観戦など、
一緒に行ってくれる人がいないとできないなんて、不自由だって 最近思い始めたの。

一人はやっぱり怖い。
でも、それを一人でできた時、とても身軽になれる。

一人でも楽しい。
誰かと一緒なら、もっと楽しい。

自分を縛る『何か』を 少しずつなくしていったら、もっと楽に息ができるようになるかも知れない。
選択肢が広がって、新しい出会いができて、
そしたらきっと新しい風が吹くかも知れない。
新しい風は、あなたを 新しい明日へ 押し出してくれます。
今日より広い世界へと。


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