★ 夏海の日記 ★

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2006年01月11日(水) お薬

今朝のお話です。

今朝会社に向かって歩いていたらね、私を追い抜いて行った人の会話が聞こえてきたんだけど、
一人は喘息で、一人は高血圧で、お薬を常用している人らしくて。

喘息の人は、お薬を止められない程の症状らしくて
高血圧の人は、「一度飲み始めると、一生飲まなくてはいけない」らしくて。

でね、思ったの。
喘息や高血圧とかで お薬を常用することは、大っぴらに話ができるのに、
同じお薬なのに、メンタル系のお薬を飲んでるって話は 大っぴらにできないよなぁって。
風邪薬や頭痛薬、喘息のお薬、高血圧のお薬、(糖尿病の)インスリンの注射、人工透析
などなどなど
大変ね とか言われながら、でも普通に接してもらえるのに、
メンタル系のお薬を飲んでるって言うと、遠巻き見られるんだよね。

私の上司は、幸いなことに「ふーん で、どうして欲しいの?どうしたら良いの?」って
普通に接してくれるし、
助けて欲しいと言えば、過剰にではなく言った分だけサポートもしてくれる。
だから 私も たいした問題じゃないじゃんって思えるようになって来れた。
(いや 実際は たいした問題で、怖かったり辛かったりパニくったりするんだけどね)

私の通っている病院は、とってもオープンで、待合室も居場所が良い所で、
かなり繁盛(って、表現も変か ^^;)してるんだけど、
人気がある分 かなり混むから、受け付け開始1時間前から 病院の前に人が並ぶんだって。
私が通い始めてから ずいぶん変わって 何て良い時代になったものだよって思うんだけど、
まだまだ偏見は多いね。

高校時代の友人から年賀状を貰ったんだけど、
そう言えば、彼女が働いているお店に鬱の子とその親が一緒に働いていて、
鬱の子が その部署のチーフだかの標的にされて いじめられて 体調を崩してよく休むとか言ってたなって思い出したの。
友達は、いじめに加担するようなタイプではないんだけど、傍観していて、
「その子も悪いんだよねー」とか言ったの。

私は その言葉を聞いて 気分が悪くなって 速攻サヨナラして帰ったんだけど
「ああ。もう付き合えないな」って思った。

彼女も親との葛藤とかあって、自分の長女を愛せない人で
長女も諦めていて、三者面談とかの通知を渡さないところまで来ているらしいの。
合わないからしょうがないんだよね〜 とか言われて
私は彼女の長女の立場に立ってしまうから、友達の言葉が怖くて痛くて仕方がなかった。

あれ?相変わらず 話がずれてしまったことだよ ^^;

お薬と偏見の話だったね。
私も 「この人なら大丈夫」って思える人にしか言えないけど、
たぶん クライミングをしているお店の人達は みんな大丈夫だと思う。
なんとなくだけど。
「ふーん」で済んじゃいそうな。
「誰でもそんなことの一つや二つくらい あるよね」って。
それが どこかは分からないけど、距離的にすぐそばではないかも知れないけど、
どこかにあるはずです。
私はそこでとても助けられたの。
時間をかけて 探してみて下さい。
あなたが 心から 深呼吸できる場所を。

(って、また お薬から飛んじゃいました ^^;)


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