今日のつぶやき@日々暮らはおもしろ
DiaryINDEX|past|will
| 2002年03月11日(月) |
ときには熱く語りたい〜マンガ編 |
先日ダーマ母さんの日記を読んで 「あ、しまった!『YASHA 夜叉』の11巻出てたんだったー」と思い出した私は その翌日ようやくコミックスを入手できた。
吉田秋生著の「YASHA-夜叉-」は今私が唯一必ず買っている少女漫画のコミックスである。 (どうも買っているのが青年・少年マンガのほうが多いもので)
私の吉田秋生のファン歴は長くてもう20年以上か?(笑) カリフォルニア物語からだから、もうそのくらいになるに違いない。
「カリフォルニア物語」のキース、「BANANA FISH」のアッシュ、そしてこの「YASHA」の静。 この3作はまるで連作のようにストーリーに関連性を持ち、主人公たちも酷似している。
とくにとくに私が大好きだったのは、なんといっても「BANANA FISH」で 丸9年間続いた連載の最終回で、主人公のアッシュがニューヨーク市立図書館で英二の手紙を読みながら眠るように死ぬのを読んだときなど、掲載誌を投げ捨てて号泣したものだ。 いや、ほんとに。
それからもう8年近くたっているもので、「BANANA FISH REBIRTH」なるオフィシャルガイドブックが去年発行されていることなど露知らなかった。 不覚である。ファン失格だー!!
そういえば、「BANANA FISH」の登場人物だった華僑のリーダー、シン・スウ・リンは「YASHA」にもちらちらと登場している。 こういうところも連作と思わせてくれるところだけれど、何よりも主人公の共通性が多いこと!! そしてさしづめ、静の双子の弟・凛は、「BANANA FISH」のチャイニーズマフィアの若き首長・月龍というところか。
話がわからない方、たぶん全然見えないでしょうねぇ… 申し訳ありません。もう飛ばしちゃって下さい。
さて、その「YASHA 夜叉」の11巻を買ったときに、ついでに雑誌等を立ち読みしていたら、ひさびさに「ぱふ」を見つけたのでそれも一緒に買ってきた。 これはまあ漫画情報誌というか、その号にかぎっていえばランキングブックである。 2001年の「まんがベストテン」が発表されていた。 ただしこのランキングは本の売り上げとかではなくて読者の投票のみで成り立っているので、この本の読者層のランキングなわけだけれども。
2001年まんがベストテン 長編漫画部門
1位 フルーツバスケット 高屋奈月 2位 最遊記 峰倉かずや 3位 X−エックス− CLAMP 4位 ヒカルの碁 小畑健/ほったゆみ 5位 ONE PIECE 尾田栄一郎 6位 テニスの王子様 許斐剛 7位 西洋骨董洋菓子店 よしながふみ 8位 犬夜叉 高橋留美子 9位 遙かなる時空の中で 水野十子 10位 HUNTER×HUNTER 冨樫義博
ご覧いただくとわかるように、全部メディア絡みである。 つまり1〜2位と10位は過去にアニメ化されていたもの。 4〜6、8位は現在アニメ放映中。 3位は過去に映画化され、たしか最近もWOWOWか何かでアニメ放送をやっていたような? 9位はもともと光栄のゲームが先で、それを漫画化したものだと思う。 7位は先頃ドラマ化された、ご存じ滝沢くん主演の「アンティーク」の原作である。
やっぱりメディアの影響は膨大なのだなぁと実感。 うちの子どもなども見ていてそうなんだけれど、まずメディアやゲームから入るパターンてある。 活字離れが甚だしいというのもよくわかる。 (え、漫画は活字に入れちゃイケマセンか!? あいすみません。)
ちなみに「YASHA」は109位だった・・・・むむむ。 いや、あくまでも、この雑誌の読者層のランキングですけどね。
あっ、思い出したけれど「YASHA」もドラマ化されています。昨年? テレビ朝日にて。主演は伊藤英明さんでした。
***********************
今回はめずらしくマニアックなネタで しかもオチなし。ごめんなさい。
DiaryINDEX|kako|mirai satouya
[MAIL]
にも登録しています。
My追加
|