| 2003年01月19日(日) |
「ケチャップソング」=「アセレヘ〜」。 |
前にも書いたかもしれないが、僕の嫌いなもののひとつに洋楽の邦カバーがある。たとえば、リッキーマーティンの「リヴィンナヴィダロカ」をカバーした郷ヒロミの「ゴールドフィンガー99」、最新とすれば、ラスケチャップの「ケチャップソング」のカバーがそれにあたる。 僕は主に洋楽が好きなのだが、理由は単に「歌詞がわからないから」だ。英語などで歌われると、何て言っているかわからないため、音楽を楽しんで曲を好きになることができる。しかし、邦楽の場合、この音楽にこの歌詞は合わないだろうと判断できてしまう。つまり、歌詞への理解力のおかげで音楽を楽しめない、ないし好きになれなくなってしまうのだ。 せっかく洋楽で気に入ったものの歌詞をおぼろげに口ずさんで悦に入っていても、瞬時に理解できる言語でその歌を歌われてしまうと、自分の中でのその曲に対するイメージが180度がらりと変わってしまうことが多いのだ。たとえば、先に出した「Gフィンガー99」もなにが「アッチッチ」かと。リッキーマーティンをバカにしているのかと思ってしまうほどだ。それに、リッキーのかっこよさまでもがけなされている気がして止まない。「燃えてるんだろうか?」いや、ぜんぜん燃えてねぇよ。 そして最近Zip-FMでも頻繁にかかるようになった「ケチャップソング」も邦化されてしまった。これは聞いてみても、歌詞の雰囲気と音楽が合わない以前に歌が下手じゃないのかと感じた。元の曲の七光りを借りて売り出すなんざ、調子がいいのも過ぎるんじゃないか。
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