| 2002年07月22日(月) |
say hello to bj |
「ブラックジャックによろしく」という漫画が最近はやっている。これは現在日本医療の構造、問題、確執などを主人公、斉藤英二郎をとおして、いわば、暴露するという内容である。僕は興味を持ったときにはすでに初版が売り切れていたので、いまさらながら1・2巻を手に入れたのである。 さて、僕は1巻を読んでみて、正直面白くないのではないか?と思った。それというのも、この題材は斬新で知り得ることは多いけれども、ただ暴露ということが先走ってしまい、物語的な要素が薄かったと感じたからである。漫画を無理やり物語風に仕上げろとは言わないが、続き物であるのでそちらのほうに力を入れていただきたい。 今日、2巻を購入して読んでみた。お話は宮本という患者の手術をするか否かから始まる。そして島という外科医の登場・・・と続いていくのだが、2巻のほうが断然におもしろい。筋が太く、1巻のようにネタを小出しにしていない。それに、主人公の熱意ある行動にすごく感動した。すべての医師がこうあってほしいと願うくらいに感動した。 というわけで、1巻だけを買われた方は2巻もぜひ。えらそうな口調で書いているのは、レポートを同時進行で書いているからですよ。ふふふ。
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