| moonshine エミ |
| 2006年09月15日(金) 結婚退職する日 | ||||
| と、ちょっとびっくりしてもらおう、なんて姑息なタイトル。 3夜連続の飲み会をこなし、さすがに疲れる金曜日。仕事では、迷宮入りかと思われた(大げさ)ミステリーを、金田一少年ばりに解決(したつもり。) 当社では昨年ごろより、女子社員の退職ラッシュが続いており、今日付けで辞める子がまた一人。お花をあげたり、辞める社員が各部署にまわってきて挨拶をするのを見たりすると、「いつか自分も、こっちの立場になるのかなー」と、漠然と考える。 結婚退職する子は、「寿」っていうくらいだから、たいていみんな晴れやかな顔をしていて、「辞めるとなると、いい会社だった・・・。なんだか寂しい」なんて言う。そうなんだろうなー。 会社に長くいればいるほど、面白いこともあり、逆に嫌なこともあり、会社というものが自分の生活に占める割合が大きくなるもので、既に5年半働いていて、まだ当分、辞める予定がないことを考えると、自分が辞めるときに胸に去来する思いって巨大なんだろうなー。と、さりげなく韻を踏んでみました。 夜、保険の部署にいる同僚から、保険の話を聞く。加入しようと思ってるんです。私ったら、28にもなろうとしてるのに、なんの医療保険にも入ってないもんで・・・。いろいろ話を聞いていると、掛け捨ての医療保険って、ある程度の貯金がある人間にとっては全然お得なものではなくて、がん保険とか女性特有の病気保険だけでいいんじゃないか、って結論に達する。しかし、保険商品って、おもしろいなー。ものすごく興味深い。よくできてるよね。 仕事の後は、もう21時もまわっていたし、さすがに胃腸も疲弊してるしで、直帰する。寝る前に、「デッドエンドの思い出」(よしもとばなな 文春文庫)の最初の2編を読んで、号泣する。この人の小説、年を追うごとに、どんどん涙度があがってきた。短い文章でこんなにも的確に人の涙腺を刺激・・・。本気で書いてるな、と思う。 |
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