| moonshine エミ |
| 2005年01月05日(水) 魔法使いハウルと火の悪魔・・・じゃなくてソフィー! | ||||
| 朝、昨日のすき焼きの残りを温めて、これまたあっためたごはんをちょこっと投入して食べたらすごくおいしかった。お弁当もすき焼きの残りを入れました。 定時に上がって、しんちゃんと『ハウルの動く城』を見に行った。「今回はイマイチ・・・」って声もちらほら聞いてたけど、私ったら始まって30分もたたないうちから、涙、涙、涙・・・。確かに説明が少ないのでわかりにくいとろこはあったけど・・・ということで、以下、自分のための覚え書き、勝手な推測ですしネタバレ含みますのでこれから見られる方は飛ばしてね。 ・ハウルと火の悪魔との契約・・・悪魔(及び、法規(?)を外れた魔法使い)は人間の心臓が好物。ハウルは自分の心臓を火の悪魔に渡し、その強大な魔力を手に入れた。 ・ハートについて、かかしやライオンなど、オズの魔法使いが考慮されている・・・?オズ自体、どんな話かよく知らないけど。 ・前作、”千と千尋”のユバーバと坊に引き続いて、今回もちょっとゆがんだ親子関係を描いている(ソフィーとお母さん)。血縁に関係ない疑似家族やコミュニティーの登場も ・最後、サリバン先生の鶴の一声で戦争が終わりそう。彼女もハウルに対する愛情(執着心)をもっており、彼欲しさに彼女が黒幕となって戦争を起こした・・・とまでは邪推かもしれないが、戦争は権力者が起こすものであり、彼らが終わらせようと思えばいつでも終わらせることができる。 「ソフィーに感情移入できるかどうかで、この映画を楽しめるかどうかが決まる」としん氏は先輩Tらさんに言われたらしい。うん、しんちゃんよりも、多分百倍くらい私のほうが感動してた。やっぱり、女の子のほうにウケのいい映画だったのかな。だってハウルに恋するよー、女の子だったらけっこうな確率で! 恋に理屈なんてないもん。頼りなくても幼稚でも、かっこいいんだもん。人はみんな完璧なんかじゃなくて欠点がたくさんある、でも、人と人とでみんな、恋をするんじゃないか。女の子をズキュンと撃ち抜く魔法のセリフも用意されてた。「逃げる?どうして。僕は今までずっと逃げてきた。やっと守るべきものを見つけたんだ。・・・君だ」そして答えを待たずに飛び出す男。キャーーー!(と、興奮気味に話す私に、しん氏、苦笑) ソフィーの顔や体が、途中から少女に戻ったりおばあちゃんになったり髪の毛の色のこととかも、全然気にならなかった、というか、すごくわかった気になった。うん。だって恋と魔法の世界だもん! ソフィーが魔法をかけられておばあちゃんになってしまって、母親の前にも顔を出せなくなってしまって、こっそり家を出る。ここで相当泣けた自分を、なんか分析してしまった。私はきっと、自分が自分でいられなくなることがすごく嫌だし、怖いんだな・・・。別に自分のこと、いい人間だと全然思ってないし、ほかの人を羨むこともよくあるけど、やっぱり今このままの自分をすごく守りたいし、それが保てるのは限られた場所、限られた人の前だと思ってるし、だからそういう場所やそういう人に、時には行き過ぎってくらいにこだわるんだなあと思った。基本的にそんなに悪くないことだとは思うけど、でもこれって、ちょっと現代人病かも、とも思う。 宮崎アニメに特有な世界、 ・ごはんがおいしい ・働くのは自然であたりまえで楽しいこと ・異形なものを主人公(あるいは登場人物が)いとも容易く受け入れる ・オドロオドロ描写 もバッチリ健在でうれしかった。今回はかなりの恋愛映画だったと思うけどいいじゃない! 国民的人気になったり国際的賞をもらったりしても、変に教訓とか教育とか前面に出しすぎない感じでよかったなー。どうしてそんなにあっさり恋に落ちるの? なんで自分に呪いをかけた醜いモノに優しくできる? という意見もあるようだが。恋するって素敵やん、なんでも受け入れられる心があったらそのほうがいいやん、って素直に思える、それが宮崎アニメの力・・・。心洗われた。そして、こういう映画を見たあとって、自分の身近にいる好きな人を、もっと大事にしよう、って思うよね。 ピエトロでパスタ食べて、ワインのハーフボトルをかわいく二人で分けて飲み、帰宅。会社の帰りにキャナルシティで恋人と待ち合わせて映画、ごはん(飲み過ぎないところがポイント)だなんて、デートだなあー。こういうのがいいんだよね。夕方急に、他部署から急ぎの仕事が入った。いつもだったら確認のためにもうひと手順踏むような気がしたけど、映画の時間があるから省略。そういう自分に罪悪感を覚えつつも、「だってデートだもん」っていう心の中での言い訳が、何だか妙にうれしかったりして・・・。女の子ってこうなんだなあ。まあ、しんちゃんの正月休みもついに終わりです。 |
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