moonshine  エミ




2004年08月30日(月)  嵐の日

あれは15号だったのだろうか? 前回の台風のときはベランダに風がびゅうびゅう吹きつけて、さしもの睡眠力を誇る私も安眠を妨げられ、怖い思いをしたものです。小さな私の部屋は風向きが違えばまったく風は入らず、この夏最大の台風だって、窓をしめて閉じこもっていれば気配もかすかなのでした。

でも人間って不思議なもので、こんな日にたまたま公休で会社に行かなくていいのはとてもラッキーなことなのだけれど、何だか不安になる。NHKでは途切れることなく台風情報が伝えられ、鹿児島に上陸した、今は熊本、なんてぐんぐん近づいてくる台風をよそに、一人、しめきった部屋にいると、まるで世の中から隔離されたところにいるみたい。今回、暴風をまともに受けていた玄関側にわけもなく動いていって、時々ドアをちょっと開けて、「うわー、きてるきてる、嵐。確かにきてる。」なんて確かめていました。

だからメールや電話をくれたみなさん、ありがとう。一人暮らしって本当に気楽で落ち着くけど、時々やっぱり、どうしようもない「孤島」感があるのですよね。外で何か落ち込むことがあったとき、帰って家族がいればその温もりや、煩わしささえも気分転換になる。(もちろん余計いらいらすることもある。)一人だと、暗ーい気持ちにずぶずぶはまり込んで、何をする気もなくなることがある。でも、食事に掃除に洗濯など、永遠にしないわけにはいかないので、憂鬱が行きつくところまで行きついたら、むくむく動き出すわけですが。まあ私は自分で後者の生活を選んだわけですから、不満はないのです。なんにせよ、日常の雑事ってやつは、人間を救うのですね、ある意味。

夜になって雨がやんだので、散歩がてらスーパーまで行ってみました。家のすぐそばを流れる傍流の水位はぐんと上がり、道のそこここにゴミ、自転車があちこちで倒れ、風もまだまだ強い(巻きスカートをはいて行って失敗した、と思いました)。しかしコンビニもスーパーも営業しています。日中は運休していた私鉄も動き出していました。聞くとうちの会社もほとんどの人が出勤していたそうだし、私ももともと休みでなければ行って働いたでしょう。世の中は動き続けている。それは時に、たまらなく鬱陶しくて振り切りたいと思うものだが、また時には何と希望のあることでしょう。

なーんて、嵐の日にどうでもいいことを考え続ける私でした。うん、やっぱり、一人でいることも大事だな。どうでもいいことを考えるのをやめない人間でありたいもん。そういう自分が時々は嫌いだけど、基本的には好きなのねきっと。

今日は、お昼に茄子と玉葱とピーマンとベーコンの味噌炒め、
夜にはキャベツとにんじんと玉葱と豚肉の焼きうどんを食べました。
ブロッコリーやトマトもぼりぼり食べました。
ご飯を作って食べるのも生活の潤滑油のひとつ。
好きな本を何度も読み返すのも生活の楽しみのひとつ。
今ここにいない人たちのことをぼんやり思うのも、人間らしい気持ちを持ち続けるための一つ。
さて、シャワー浴びますか。





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