| moonshine エミ |
| 2004年06月22日(火) 手を洗うなら肘までも | ||||
| 年を重ねた今でこそ、つましい自炊生活を楽しんでいるわたくしですが、学生時代のひとり暮らしではバーガーキングの名を欲しいままにしていたのです。なにしろ、マンションの1階がモスバーガー。マクドナルドは自転車で数分のところを始め、天神だろうが博多だろうがどこにでもあります。マクドナルドのカウンターの中で、0円のスマイルをふりまいていたことも。 「今日はどっち食べたの?」「今日はモス」なんてのが挨拶がわりになるほど。あいつの主食はハンバーガーだ、などと、影にひなたに囁かれていたものでした。・・・ひどい話だ。でもそのころは、それで満ちたりてたんだよねえー。 さすがに今は毎日ファーストフードを食べるほど胃も若くない。しかしハンバーガーへの寵愛は冷めてはおりません。どうにもたまらなくなって、久しぶりにマクドナルドへ行くことにしました。お弁当用に野菜とソーセージのクリームチーズ煮をつくって、いざ朝マック! ウワサのフィッシュマックディップ?とやらのセットを食べました。おいしーい! 朝のセットについているハッシュポテトも大好物! ボーナスが出たので(って10日以上前の話だが)、菓子折りをもって夜は実家へ顔を出す。サマータイムなので夜食は軽めにします、肉は遠慮します、と通達しておいた。焼鮭、肉じゃが、めかぶなどをいただく。ビールも飲んだし、よく熟れたメロンも食べた。メロンはさすがにひとり暮らしではなかなか食べないなー、幸せ。 まあ一時間ちょっとの滞在で、帰る。実家で仕入れた品の数々を入れた袋を、電車に置き忘れてしまいました。うえーん。お菓子に綿棒にクレンジングクリーム、大人のふりかけ・・・・。 『さらば深川』(宇江佐真理 文春文庫)買う。シリーズ第3作。面白くって、するすると半分ほどまで読んだ。 一話一話に捕り物があるとはいえ、登場人物たちの人生を追っていく、江戸の市井の群像劇だ。それが、時に悲しく、時にどきどきさせ、まったく、情感豊かにそして生き生きと描かれている。 中心をなすのは、廻り髪結いの伊三次と深川芸者のお文。昼間、お文の家に上がった伊三次が、彼女の足の爪を切ってやりながら(つまり、お文には背を向ける格好で。当時、男がそういうことをするのは今よりもっと少ないんで、お文は「いいよう、そんなこと・・・」というのですが伊三次はかまわず)お文の過去をいたわる言葉をさりげなくかけるシーン、とても色っぽく、切なかった。 |
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