| moonshine エミ |
| 2004年03月13日(土) 覚えてることも忘れてることもイヤ | ||||
| 中央警察署の留置所でした(昨日の続き。) あれを留置所というのかどうかは良く分からないが、 おそらくあんなに奥まで行ったことのある人はそうそうおらんだろう、 というくらいの奥のほうに、天井は低く、入り口は黒い格子、という、 あのドラマで見るそのままの小さな独房があり、そこで転がって寝ていたのです。 薄い毛布がかけられておりました・・・。 (檻かよーーーっ!) とさすがに一気に目が覚めたことでありますよ。 動揺も酔いもさめやらずで、そうそう滅多に経験できないここでのことを あまり覚えていないのが今となっては悔やまれる。(>不謹慎) なんせ、酔っぱらって行き倒れてたのを拾われたらしいです。 そのあたりのことはまっっったく記憶になく、いつ会社の人々と別れたのか、 どこで行き倒れて、どういうかっこでいたのかも、藪の中。 いちばん気になるのは、自分がパトカーに乗ったのかどうか?!である。 最後にいた店は親不孝通りらしかったので、そこから中央警察署・・・ 微妙に距離があるのだもんね。 朝になって起きてから、警察の人がその辺のことを説明してくれたのだろうが、 それさえももう覚えていない。 乗ったのかな〜、乗ったのなら覚えておきたかった(>不謹慎) しかし、いくら優しく気のいいおっちゃんのような顔をしていても、 警察は警察、やるこたぁしっかりやってたな、という印象だ。 プライバシーもクソもありゃせん・・・であった。 もちろん、ぐうの音も出せません。 自分が悪いのです。 お仕事ご苦労さまです。 わけもわからず、指紋をぺたぺたといろんな書類に押してきた。 まあ、勝手に酔っぱらって行き倒れてただけで、 人様に危害を加えたりはしていなかったのだけが、救いといえば救い。 しっかり実家にも連絡されていた。 「いま、電話しなさい。心配されとるよ」 と言われ、母親に電話する。 「あんた、またやったね。」 一報を聞いてからしばらく経っていたせいか、親はいくぶん冷静であった。 「拾ってくれたのが警察の人だったから良かったようなものの、 それがどっかの悪い人やったら、あんた、今頃どうなっとったかわからんよ」 云々、云々。 おっしゃるとおり。 「親も年をとってきたし、これからは、親孝行せないかんよね」 なんて、ゆうきちゃんとしんみり話していたのは数時間前だというのに、 この体たらくである・・・。 これまでの泥酔史を振り返ってみても、 友だちに連れ帰られ、恋人に迎えに来てもらい、見知らぬ人に路上で起こされ、 私鉄の駅員さんに保護され、そして今回は警察だ。 (こうして書いてみると、ほんと、ひどい。) どんどん悪くなってきている。 次回は気づいたら、外国に行く船の中・・・ だとしても、もはや何の不思議もないように思える。恐ろしい。 やけに眩しい朝日を浴びながら警察を出て家まで歩いて帰り (どこをどう歩いて帰ったのか覚えていない) 服を脱いで横になってほどなくかかってきた会社の人からの電話に出て (何をどういうふうに話したのか覚えていない) ひと眠りして昼になって、おびただしい数の不在着信に気づいて 一緒にいた会社の人たちに電話をして謝り (このときもなお、まだ変なテンション) そういえばあとひとり連絡がとれていない人がいる、と妙に心配になって 会社に電話をしてみると出勤していたその人と喋り (この辺で少し現実に戻る) 夕方から約束をしていた友だちに電話をかけてキャンセルを伝える。 (ことのあらましを聞いて絶叫していた) そしてさらに眠り続けること数時間、夕方になって目が覚めて、 初めて鈍い頭痛と胸やけに気づいた。 やっと正気に戻ったら、当然のことながらひどい自己嫌悪に襲われて、 なんとかシャワーは浴びたものの、 ゆうべの洗い物も、脱ぎ散らかした服も片付ける気にすらなれず、 ひたすらベッドに入ってぼーっとしたり、本を読んだりしていた。 立原正秋の『薔薇屋敷』を読了。 阿片と買春にまみれた戦後の話だった、が、再生へと収束していったので助かった。 抜群のタイミングでこういう読書がやってくるときって、ある。 夜中になってようやく廃人気分から抜け出して、 コンビニに行ってヨーグルトや清涼飲料水など買い込み、雑炊を食べた。 しん氏に報告の電話をかけて、怒られつつも愛情を感じ、 いくらかあたたかい気持ちになって、部屋を片付け、またすぐに眠った。 しかし何で私はこうなんだろう。 |
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