| moonshine エミ |
| 2003年12月16日(火) 旅装を解く | ||||
| 旅の空から帰ってきました。ゆうべ遅くのことです。 旅行中にメールをくださった方々、ありがとうございました。 とてもうれしかった。 ねだってみるものだー! 京都。やっぱり、何度行っても、いい。 月曜の嵐山なんてあんな静寂。ちょっと言葉では表せない気持ちになった。 何も考えていないような、いや、何もかもが腑に落ちるような。 ああいうのを、深遠、というのでしょうか。 もちろん煩悩にみちた世界に生きている。それでいい。 帰りの新幹線で読んだ谷崎潤一郎の『二人の稚児』、 仏の道に生きる決意をした瑠璃光丸が、前世で愛した女(現世では瀕死の鶴)を抱きしめるラストは美しいなと思ったけれど。 掃除、洗濯、食糧の買出しなど、旅行のあとは忙しいものだけれど、 そのほか今日は、おみやげ配りに精を出す。 なんせ私の最近といったら、もらいものをすることの、なんと多い。 このひと月を振り返っただけでも、 エリザベスマフィン、空とぶでかドラ、りんご、みかん、卓上カレンダー、焼酎、MD、コカコーラ商品券、アマゾン商品券、よかネットカード、お弁当箱を入れる袋、などなど。 さらに二ヶ月ほど前まで振り返ってみると、 ボディシャンプー、シュークリームに誕生日ケーキ、手提げバッグ、ティッシュケース、お箸と箸置きセット、写真用アルバム、じゃがいも、などなど。 今夜は、レトルトカレーを明日くださる旨のメールをもらったし。 うちに遊びに来てくれるお客さんたちも、ワインやらおつまみやら揚げかまぼこやら持ってきてくれるし、そのほか、車に乗せてもらったり、毛布にくるまってゴロゴロさせてもらったり、おなかいっぱい食べさせてもらったり、もう、すごいんです。うれしくて。 たまに旅したときくらい、私にも何かちょこっと、させてください。 ええ、たいしたことはできませんけど。 もちろん感謝はその都度だし、 普段の生活で、ちょこちょこうれしい気持ちをプレゼントできるのが理想。 さりげなくそういうことができる人になりたいね。 今日の最後にお届けにあがったご近所のおうちは、 石油ヒーターがとてもあったかくて、つい長居。 人に淹れてもらうコーヒーって、どうしてこんなにもおいしいのでしょうか。 |
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