moonshine  エミ




2003年09月13日(土)  土曜日の模様のかけらもない

 木曜日のライブのこと、書こうと思ってたけどもういいや。
 ライブってナマモノですから何日もたってはそれらしい言葉が出てこない。
 フラッシュさんは暗いだけって自分で書いてたけど
 私は何だか暗いだけじゃないものを感じたんですがどうなんでしょう。

 気持ちの整理とかってよく言うけど、
 ピシャッと気持ちが整理されてることなんて実はあんまりなくて、
 でもそれでいいんじゃないかなーと思う。
 気がかりなこととか不安とか割り切れなさとかが雲散霧消(お、四字熟語。)
 されることって、そうそうないんじゃないでしょうか。
 気持ち、整理、ついた!と思っても、それは一瞬のことでそっちのほうが幻で、
 何かにつけて、もやもやうだうだが復活する、
 結局わたしってそんな生き方なのだろうか。
 僭越ながらフラッシュさんもそういう人なのではないだろうか。 
 でも、もやもやしてるからって、暗い歌しか歌えないわけじゃなくて、
 そういうときでも、人間て案外、明るい歌だって歌えるもんじゃないかなー、『明日のツケ』いい歌だなー、
『118』も悲しい歌だけど、悲しい感じでやらなくても、
 楽しい感じでやっても悲しさが消えるわけじゃなくて、いいよなー、
 ずんと悲しい感じの曲にも引き込まれるけど、
 楽しいのにどっか悲しい、っても、ちらちら見える悲しみが際立って、
 泣き笑いみたいな気持ちになるのもいいよなー、
 フラッシュさんのその辺のさじ加減て絶妙だもんなー、
 などと、風邪の頭でぼんやり考えていました。

 あら、いっぱい書いちゃったやっぱり。

 サニイサイドの最近のライブはどれもこれもどこで見てもいいんだけど、
 この日のライブもやっぱり良かった。
 デジャヴ、しっくりくるよなあ、サニイサイド。
 あんなに狭いところで、しかもあんなにおっきなウッドベースまであるのに、
 全然窮屈に感じないあのたたずまい。
(いや・・・演奏してるがわは、実際、狭いんだろうけど)
 見てるほうは、ぎゅうぎゅう って感じがしない。
 むしろとても自由な感じ。
 縛りがない。
 音源をもってる歌では一緒に歌った。あの、大好きな歌詞を、かしわいさんと一緒に。アハ。楽しい。
 かしわいさんや南くんが言う「ヘーイ」みたいなかけ声を合図に、
 三人の演奏がわっとかぶさって音が増幅されるところが、
 いつもすごく興奮する。
 興奮するといってもテンションがほどよくて、
 これは本人たちが気を悪くするかもしれないけど、
 なんとなくあの瞬間て、サニイサイドの練習風景を想像してしまう。
『旅の唄』最高。アレンジがすごくかっこよかった。
 ♪無頼の道はまだ遠い 町は桜の花模様
  急ぐなら 旅のゆくえは 風まかせ
  晴れわたれ どこへ行く♪ だよー!!
 リンパ腺マッサージより効いた。

 ああやっぱり、書き出すと、思い出して、昂揚するわ! ひとりで。





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