moonshine  エミ




2003年04月03日(木)  才能の泉、削る腕力

 最近好きな言葉は、「才能」。
 一日に何度も思い浮かべては、胸を躍らせたり、両手をお祈りの形に組みたいような神聖な気持ちになったり。
 ええ、私が持ってなさそうなもの。
 でも、なんだか身近にしばしば感じるもの。
100%いい意味で呟く。
「才能だわ・・・」
「これが、才能というものか。」
「ああ、あふれる才能!」
 いつか詳細を書き留めておきたい。

 さて、ゆうべ、普段より30分ほど早く寝たら、今日はいつもより少し体が軽い気がした。
 なるほどね・・・と思い、早寝励行の立て札を立てる(心に。)
 が、本日は会社を出たのが10時30分。
 あれよあれよという間に、今は25時過ぎだ。
 これではお肌も休まるヒマがありません。
 アジアでは肺炎が大流行。
 私の顔では大人のニキビが猛威をふるっている。

 今夜は両親が家をあけている。
 リンガーハットで太麺皿うどんの夕食。
 ひとりで外で食べるのも、そんなに嫌いではなかったりする。
 なぜなら、食べながら本が読めるから。
『まどろみ消去』読了。続けて『セカンド・ショット』に入る。
 どちらも短編集だ。
 高校生くらいまでは、小説といえば長編しか読めない体質だった。
 いまは短編集も大好き。
 いい文章って、削ぎ落とされ、研ぎ澄まされているものだと思う。
 どれだけ余剰な部分を削除できるか? そこがプロとアマとの大きな違いの一つだと思うんだ。

 ・・・などと書きながら、今夜も冗長な日記はまだ続く。

 リンガーハットは会社から徒歩3分ほどの位置にある。
 おなかいっぱいになって外に出たら、なんと、駅までの道を間違えた。
 しかも、どう間違えたのか、じゃあどっちが駅なのか、まるでわからない。
 方向感覚というものを体内に置き忘れて生まれてきたのであろうか。
 いつもの倍ほどの時間をかけて、ようやく駅へ。
 ホームには、当社の営業マンが二人。
 あやうく、飲みに連れて行かれそうになった。その時刻、11時15分。
 さすがに謝絶して帰宅。





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