moonshine  エミ




2002年11月07日(木)  核心

 大きなカミナリが鳴って、にわかに激しい雨。
 明日も雨みたいね。
 福岡、水不足なので降らんと困るけど。

 寝不足のせいで鈍い頭痛にとりつかれてる。

 友だちが「こないだ、友だちの間で南京の虐殺とか朝日新聞とかの話になって・・・」と言い、ちょっと話す。
 ひとりごと。
 乱暴な言い方だけど、虐殺があったのか無かったのかということはある意味、枝葉の問題で、いちばん大切なことは、政治もマスコミも教育さえも、人為的な思惑や駆け引き、圧力が及ばないところはないってことに気づくことじゃないかな。
 中国や韓国などが今なお虐殺や慰安婦や教科書にこんなにも敏感なのはどうしてか?と考えて欲しい。
 政治家自身の保身とか、何より「国益」を求めてるから、という部分だって絶対にあるはず。
 日本が謝罪を続けるのはどうしてか? それで得たものと失ったものは何か?という疑問をもちたい。
 グローバル化とかいうけど、どの時代だってどこの国も、自国の利益を追求するもので、それも当たり前のことなんだろう。

 私は甘ちゃんなので、理想論が大好き。
 人間、理想を胸に抱かないでどうする?と思うし。
 でも、ふりかかる火の粉を自分で払うすべも考えないで理想だけを口にする人間にはなりたくないっていうか・・・。
 ひどいことをしてごめんなさい、平和を祈ります、っていう人間としての気持ち・みんなの心を一つにして平和を実現しよう、っていう理想と、平和なんて実現したことのない人間の世界でどうやって平和を実現していくか、とりあえず、どうやって自分の大事なもの(小さく言うと家族だったり、地域だったり。そして国だったり)を守っていくかっていう方法論とは、ある意味まったく違うと思うんだ。
 もちろん、平和を祈ろうと呼びかけることは、方法の一つではあるけれど・・・。それが全てじゃないんじゃない?

 人と話して「あ、そうだ! 私ってこう思ってるんだ!」と発見することもあり。
 言葉にすればするほど核心から離れていくような気がすることもあり。
 
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