| moonshine エミ |
| 2002年09月04日(水) 勇気を使うことの難しさ。 | ||||
| 忙しくって元気もなくなる夜です。 帰宅時間も遅く、なんもする時間がない! 通信教育の添削課題・・・。資金運用表なんてどうやって作るんじゃ〜〜!! あれよあれよと下がってる日経平均株価。 銀行の株価もどんどん下がる。どうなることやら。 ちょうど今やってる仕事にも、中間決算に向けての減損検討、管理債権がらみの処理などがあって、全く暗くなっちゃうよ。 世の中どうなっちゃうんだろ。全然明るさ見えてこないんだけど。 それでもヴィトンに行列つくってるこの日本って、どういう国なんだ? ふぁぁ、平井堅、「大きな古時計」でチャート1位か・・・。 なんでこの人、(私から見て)かっこ悪いことばっかすんのかなァ。 内面のノスタルジーを商品化するタイミングが、今か?! 商業的には、カバーブームにもボーボー火が付いてるから、今!ていうタイミングだろうけどさ、平井くん自身はどこに向かってるんだろ。 音楽性がもう長いこと、全然アグレッシブじゃない。せっかくいい声持ってるのに。「楽園」みたいな曲をもっと聞かせて欲しいよ。MTVアンプラグドでも勿論歌うんだろうね、この曲。まあいいけど・・・。好きじゃないから聞かないだけのことだけど。彼の需要の高さに私はびっくり。 今日、21時30分くらいに家の最寄の駅に着いた。 改札に歩いていくホームで、若い女の人がひとり、ホームに膝をついてうずくまっていた。 降車した人波は、彼女のところでちょっと速度を遅めて、でも流れていく。顔の赤いおじさんが「酔っ払っとるよ〜」とか呟いて通り過ぎる。あんただろ。 先週の事もあって他人事とは思えず、足を止めた。吐いている様子は無い。でも、ぴくりとも動かない。 「大丈夫ですか・・・?」 と声をかけたのは、チェックのシャツを着てリュックを背負った若い男の子だった。彼女は反応しない。みんな振り向きながら、でも通り過ぎてく。 なんどか彼は声をかけ、彼女がやっと顔を上げた。 「大丈夫です、貧血ぎみで・・・。ちょっとじっとしてたら、治ります」 割にしっかりした様子で彼女は答えた。 酔っているふうではない。むしろ、顔面蒼白とはこのことだ!というような、青い顔だった。 彼女が顔を上げたとたん、ちょっと足を止めて彼女を覗き込んできた人たちの多くが、決まり悪そうに顔をそらせて歩き出した。 私も、人の流れの最後に付いて、改札を通った。 なんだか自分にも周りにも腹が立って、心の中で舌打ちした。彼は遠慮がちに、でも背をかがめて、まだ何か彼女を気遣う言葉をかけていた。 自分の心に浮かんだ行動を起こす勇気、その勇気を使わなきゃ。 |
||||
| << | □ | >> | ||||