moonshine  エミ




2002年08月05日(月)  コッココー(Cocco考)、マイク

 あまりに暑いのでCoccoのアルバム「ラプンツェル」を久々にMDウォークマンに入れてみた。
 これ、私の中では「夏」のアルバムなんだけど、夏に聴いてひんやりするためのアルバム。
 ちょっと怪談ぽい。
 それはまあ、歌詞もそうなんだけど、なんというか、アルバム全体に、ビューッと、また時にはヒューッと、冷たい風が吹いている感じ。しかし夏のイメージだ。
 
 Coccoという人のことはあんまり知らないが、沖縄出身だよね。
 でも、海というより山の雰囲気。というか・・・森? 原始林?
 
 かなりロックな音がたくさん入ってる。
 ロックを歌う女の人ってまあいろいろいるわけだけど、
 さかのぼれば浜田麻里とか、渡辺美里とか、パーソンズのJILLとか、中村あゆみとか、基本的にハスキーボイスの人が多いやん。
 外国でいうともちろん、ジャニスとかね。
 それか、YUKIちゃんみたく、ヘタウマ系(←これ、褒め言葉ですから。)か、椎名林檎みたいな個性を前面に出す系。
 
 でも、Coccoは、かなり透明な声。かなりオーソドックスな、ロックとか聴かないおばちゃんとかが聴いても、「あら。上手ね。いい声ね。」ていうような声と、歌い方。
 こういう声で、こういうロックやってる人って、けっこう珍しいんじゃないかと思う。それが、この妙な「冷風」っぽい雰囲気の理由かな。
 だからって、寒い感じじゃなくて、季節は夏なんだよね。
 うーん。
 これが、音楽ライターなんかが書きそうな、Coccoの「シャーマン性」というものなのでありましょうか。

 で、一通り聴いたら何となく満足するのがこのアルバムで、私はあんまり深入りしないんだよね、この人には・・・。
 なので、さっき、明日用にMD入れ替えました。
 明日は、ディジー・ミズ・リジーです。これまた久々。


 今日の濱マイク。
 鈴木京香って特別に好きじゃないけど、すごい女優だなあ。
 一声めの「ようこそ」が、何かすごかった。
 私、先週の窪塚の演技、それほど感銘受けなかった。
 窪塚て、俳優という職業に対して、そいで俳優という職業を選んだ自分の人生に対して、かなり真面目に取り組んでるってのは、わかる。
 その姿が、私にはまだあんまりかっこよく見えないんだけど、一生懸命なのはすごいと思う。たぶんこれからもっと上手くなるんだろうと思う。
 あのキレ演技には、その一生懸命さと、役者やってくぞ!ていう覚悟は感じだけど、それ以上のものはまだ感じられない・・・。
 鈴木京香って人はもう、好きとか嫌いとか関係なくて、女優としての意志みたいなものすら匂わない。
 
 大塚寧々とちゃんとエッチしたのも、私としてはポイント高かった。
 あそこでしないとダメでしょう。
 しかしあのラストは・・・あのさ、ヘンテコな展開、ヘンテコなラストってのを、安易に賛美するのもけなしまくるのも、どっちも違うと思うんだけどさ、あのラストはちょっと傲慢な感じがしたなァ。
 DVD見ろっつうことかいな。
 
 ということでお休みなさい。
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