| moonshine エミ |
| 2002年07月10日(水) バナナの島から | ||||
| 本当に久しぶりの友達と会う。 高校の同級生、ゆかちゃん。 あまりに久々なので、 「えーと・・・学科はどこだったんだっけ?」 「仕事って、何の会社?」 なんて、まるでお見合いをしているかのようにお互いの基本データを確認しつつ、それでもあっという間に歳月を親しみが埋める。 彼女は大学生のとき、8ヶ月間、フィリピンで子供に日本語を教えていた。フィリピン・・・! 私は一生行くことがないだろう島。でも、もしこの先いつか行くことがあったら、それはきっと今日のゆかちゃんの話のおかげだ。 それにしても、私はいまだ鎖国体制だというのに、私の友達にはなんて腰をすえて海外にいる子(や、居た子)が多いんだろう。いつでも会えるところにいないのが寂しく思うときもあるけど、いろんな話を聞かせてくれて、ありがとう友よ。友たちよ。 「フィリピンていいよ〜。あんなに『美人』『かわいい』って言われたのは、生まれて初めてだった」と笑っていた。 現地では色白が美人の条件なんだって。「イエロー」の日本人は「ブラウン」のフィリピンでは誰でも白く見えるんだろうけど、ゆかちゃんは日本にいても、かなりの色白さんなのだ。(うらやましい。) 一人きりで日本人の殆どいないところにいって、しかも先進国でもないし、いろんな経験をしてパワフルになって、でも、明るくて利発で真摯なおしゃべりのしかたが全く変わらなくて、とても心地よい夕食だった。 高くはないけどおいしい食事と適度な量の(笑)ワイン。 「でもさ、高校のときに比べると味覚は変わったよね、確かに。香りの強い野菜とか、酢の物とかおいしいと思うようになったもん。」 なんて話もする。確かに大人にもなっている。 そして、別れる寸前の最後の話題は、ギックリ腰。 「気をつけてね、ほんとに!!」 と、まだなってもいないギックリ腰について注意を受けて、私は電車を降りたのだった。(~_~; |
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