| moonshine エミ |
| 2002年01月20日(日) 「ライオン・キング」 いのちの力。 | ||||
| 真夏の暑い盛りの頃に予約したチケット、劇団四季の「ライオンキング」@福岡シティ劇場。 2002年1月19日がやってきた。やっと、というか。あっという間に、というか。 劇団四季は初体験だ。予備知識もほとんどナシ。 キャナルシティ博多の中にある福岡シティ劇場、けっこう狭い。こじんまりしている。 B席でも舞台の様子は十分肉眼で見えた。舞台も、思っていたより小さかった。 さて、「ライオンキング」。 オープニングで、まず、やられた。 何か知らんけど、涙が出そうになる。 涙って、じわっ、とか、ほろり、と出てくるのと、ぱたぱたって出てくるのがあるって最近気づいた。 ぱたぱた、のほうの涙が出そうになったんです。 あれは、友達の結婚式で、チャペルのドアが開いて真っ白のウエディングドレスを着た友達がバーン!と登場したとき、その瞬間の涙の感じと似ていた。 なんてこたぁないストーリーなのに、大感動。 舞台装置や照明や音や衣装によって、作品世界に引き込まれるっていうのもあるんだけど、 何よりやっぱり、 「肉体の素晴らしさ」 を感じたね。 人間のからだが、こんなにも表現し、語り、訴えるものだとは。 成田美名子の『NATURAL』(白泉社)というマンガの最終巻で、主人公の女の子が 「やっぱり、体があるうちに、体がないとできないことをしないとね。」 と言うシーンがあるのですが、なんとなくそれを思い出したりして。 博多弁をしゃべる登場人物(登場動物か。)がいて、ちょっとやりすぎと言いますか、サービス過剰って気もするのだが、やはり笑ってしまう。 「人間見た〜」 て言い方が、かなり博多っぽくナチュラルでポイント高かった。 (「おまえって、そういう奴だったんだな。まったく、見損なったぜ。 おまえという人間がわかったよ」 てな感じでしょうか。方言のニュアンスを伝えるのって難しい) 一緒に行った友達は、劇団四季をこれまでに幾度か見たことがあったのだけれど、 「これまでで一番目か二番目に良かった!」 と言ってました。 ディズニーの映画で話の筋も知っていた彼女なのに。 驚異のロングランを続けている博多の「ライオンキング」、 今年の6月まで公演は決定しています。 ミュージカルを見たことない人、是非行ってみるべし。 しかし、舞台人のモチベーションの継続力って、大変なものだろうな。 |
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