おセンチメンタル・ジャーニー

2002年09月29日(日) 流れる涙。

今日、奈良美智さんの個展、
I DON'T MIND, IF YOU FORGET ME.が終了する。
5月にめいと一緒に広島に見に行ったよね。
そして、ついこの間、弘前の煉瓦倉庫に見に行って。
広島も心に残るものだった。
でも、煉瓦倉庫は自分がボランティアとして参加したこともあって
特に思い入れが強くなった。

時々思いを馳せる。
弘前の風景、心に強く印象をもたらした作品たち、
たくさんの友達、仲間、黒くてかわいい2匹の子猫、
白い入り口と煉瓦造りのカフェ、カフェから眺める岩木山、
タールの黒い壁、煉瓦倉庫の匂い、
屋根を叩く雨の音、作品を照らす優しい光、
座り心地のよかった椅子たち、緊張した時間…。

空を見上げた。快晴。
胸がきゅーんとして、涙が出てきた。
行ける事ならもう一度行きたかった。
作品があるうちにもう一度行きたかった弘前、
そして煉瓦倉庫。
拭いても拭いても止まらない涙。
今日の天気と同じように晴れたらいいのに。

始まりがあるから終わりがある。

わかってはいるけれど淋しくて仕方がない。
次に行く時もあの場所に同じように
みんながいてお客さんがいて作品がいる。
そんな気がしてならない。

でも終わりなんだ。

遠く離れたこの東京から、弘前に向かって、
煉瓦倉庫に向かって、作品たちに向かって御礼を言おう。

いい体験、経験、出会いをさせてくれてありがとう。

そして、この瞬間をもたらしてくれた奈良さんにも
御礼を言おう。

ありがとう。本当にありがとう。

煉瓦倉庫の白い扉が最後に閉じる瞬間。
その時まであと数時間。
最後のその時はここで笑っていられるといいな。


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