人と人の出会いは一期一会。 たとえどんなささいな出会いでも大事にしたいと 思うのが本心だけど、自分と同じ常識や感覚を 持った人と出会うのはそう多くない。 だから、泣かされる。どうでもいい事だと思っても 何だかこだわってしまったり。 光が強すぎると目を伏せてしまうように、 眩しすぎるものにはいらだちさえ覚えるものなのか。 どうしたって人は自分の枠の中でだけ物事を 捕らえがちだ。 互いが存在するのだから互いにそうしてれば 交わるはずもなく。 どちらが悪いなんてこの際どうでもよい。 結局痛みを知る側とそれを過去のものに出来る側に 分かれるだけ。不公平だという気持ちはおいておいて。 結構面倒くさい自分に辟易したり、もてあましたりするし。 だったら最初から無理をしなければいいのに、思ったより 反射神経のいい脳が先にそうするべきだと指令をだして しまうので。かくしていつも同じ失敗を繰り返す。 いくつになっても自分を守る術も知らず。 不必要な愛想と間違った気の使い方に自分自身が振り回される。 それでもそれでいいのだと。間違っていないのだといってくれる 人がいるうちは何度でも強くなれる気がする。 それが普通に生きる人の正直な真っ直ぐな心遣いだろうと、 感受性が今だ強すぎる己を笑ってくれる人がいる間は、 何度も同じ失敗を繰り返しながら、出来れば他人にあまり傷が つかないようにと泣きはらした目で考えたりしていくのだろう。
|