快賊日記「funnyface」

2004年06月27日(日) 神様の子

普通に生きて行く上で大切な事がある。
ちゃんと大人になる事、それはとても大事だと思う。
ふと暗い空を見上げて、思う。こんな時間まで起きていて
しかも外をふらふらと。あの頃は暗闇が怖かった。
何だか満たされないまま、納得いかないまま成長して
しまったような気になる。
大人に近づくに連れ当然子供のままではいられなくなる。
あの頃と同じように思っていて。でも自分が思うのと
他人が見る目は違うから。子供じみた事を、と。
人はいつか大人になって社会に出て常識も知って。
いろんな事を覚えるし知識も増えて行く。
その分何かが欠けていく気がするのは、誰もが思うくだらない
甘えなのか。皆同じように生きている。肌の色が違ったり
貧富の差が異常にあっても、皆同じ。
同じように食べなきゃ死んじゃうし、ついてるものも同じ。
姿形が少々違っても、する事考える事知る事も、仕事の違いや
環境の違いで得るものが変わるだけの事。
それでも優劣があって幸不幸がある。いつか土に還るのだって同じなのに。
昔は。あの頃は、もっと神様に近かった気がする。
別に宗教論者じゃないけど。もっと、神様に愛される子だった気がする。
それが何時の間にか、自ら手を離してしまったような。
子供の頃はもっと頑なだった。もっと自分でいてよかった。
もちろん人と生きて社会に生きているのだから、子供のようには
いられないけど。何となく、あの頃の自分と今の自分が全然別人の
ような気がするときがあって。そんな時は記憶の中の自分に謝って
しまう。もっと自然に、もっと自由に生きているはずなのに。
何て…こんな愚にもつかない事を考えるのは、きっと本番が終わって
淋しくなってしまってる証拠。芝居に夢中の時は、いつだって逆に
あの頃の自分に偉そうに笑うから。
少しの休憩はちょっとだけこんな事を考えてしまうから、
今のうちにこの思いを夢の中まで持っていってしまおう。
またすぐに、何も考えられない程熱い日々がやって来るから。


 < 過去  INDEX  未来 >


快賊船 [HOMEPAGE]

My追加