| 2002年06月19日(水) |
クルミ 「バイオレットタイフーン」 |
Story of KURUMI …from「que sera NORA−野良−」
は?何?話す事?別に何もないけど? 私は使命のためにここにいるだけ。 ってか、そうでもなきゃ誰がこんな辺ぴな所に? はぁー、しかし今回の任務はやっかいだわ。 彼女は彼女でちょこまかと走り回って引っかき回して、 挙句変な見方を手に入れたわね。 これはやっかい。非常にやっかい。迷惑千万。 とっとと殺しちゃおうかしら? でもあの顔が、あの目が、私を迷わせるのよ。えーい、クソ! じゃ、先にあの男を始末して…って、なのに何でまた邪魔が! しかもよりによってあの馬鹿が来るなんてね。 もうがっかりよ。本当がっかりだわ。 それに何だかよからぬ事を企んでるわね、あのニヤケ面は。 私を出し抜こうって腹?上等。全然上等! いいわ。こうなったらこいつら全員巻き込んで 任務を遂行するまでよ。前進。私、前進。 さぁー、可愛い我が下部たちよ!私の掌で踊って見せなさーい! 合図は紫の風と鈴の音よ。「チリリリリーン」で、よい夢を…。
|