快賊日記「funnyface」

2002年06月10日(月) ケースケ 「イエローサマー」

Story of Keisuke …from「que sera NORA−野良−」

俺は洋食屋「SORA」の料理人のケースケだ。
小さい町の小さい店だけど、腕には自信を持ってるぜ。
愛情を込めて大切なお客様に毎日とびきりの料理を作るんだ。
手を抜いた事なんて一度もない。これは俺の誇りとポリシーだ。
いや、俺の事はいいだろう。とにかく今回俺はとんでもねぇ事に
巻き込まれちまったんだ。いや、どっちかってぇと、自分から
巻き込まれていったってのもあるんだが…。
また、その巻き込まれ具合が見事っていうか何ていうか…。
とにかく事件は起ったんだ。まぁ、それはしょうがねぇ。
始まっちまったんだ。出会いってのはいつでも特別なもんだと
俺は思ってる。ましてや、自分に助けを求められたとあっちゃぁ、
男として放っておくなんて出来やしねぇ。
とはいえ、腹くくった割に情けねぇ姿見せちまったりも
したけど…それはあれだ、愛嬌って事で。
セカンドチャンス!もう絶対大丈夫だ。助けてやるって
決めたんだからな。何が何でも守ってやる。
そうさ、俺には誰よりお前の心の声が聞こえたんだから。
まかせとけ!いつだって助けてやる。
だからいっぱい話すんだ。いっぱい笑うんだ。それが臨みだろ?
一緒に一つ一つ叶えて行こう。もう諦めるのはお終いだ!
だってもうすぐギラギラの夏だぜ?黄色い太陽が待ってるぜ!


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