衛澤のどーでもよさげ。
2016年01月04日(月) 御用はじめ。

あけま(略)旧年中は(略)今年も(略)。

この頁の記事は、書きはじめた頃は毎日更新でしたが次第にペースが緩慢になり、最近では月1回の更新になっていたのですが、とうとう先月は1回も更新がないままに過ぎてしまいました。

忙しかったんです。
ちょー忙しかった。忙しすぎて目がまわるし手から光線が出るほど。

手許の仕事が増えてきたのと関わっている自助グループの活動が活発になってきたのとが両方重なってきまして、やらなければならないことをやっているうちに時間がどんどんすり減っていって、あー時間が過ぎるのは速えーなちょー速えーな、と思っているうちに1年が過ぎてしまった感じです。御用納めとか御用はじめとかカンケーなくて、晦日も大晦日も三箇日も仕事してました。
ま、ま、かようにいろいろ動きまわれるというのは心身ともにしんどくないからでありまして、有難いことではあります。

2008年辺りから5年ばかり心身ともに重怠くてとてもじゃないけど動くに動けず、食事と排泄だけで精一杯、という時期がありまして、持病のうつ病の具合いがよろしくないんだなーと思って処方薬を服んで寝込んでいたんですが、タイでの性別適合手術の最終段階を終えて帰国して暫くした辺りからその重怠さがなくなってきたんです。
で、この重怠かった5年間というのは、私が1998年からずっと続けていたホルモン療法を訳あって中断していた時期と重なるんです。

のちのち考えてみるに、あの重怠くてつらかったのは、うつの具合いが悪かったからではなくてホルモンバランスのせいだったんだなー、と。
うつの方は処方薬を処方通りに服んでさえいればまったくへいちゃらですし、手術を終えての帰国後はいいお医者にも恵まれてホルモン療法も支障なく続けられています。お陰さまで自分のことを自力でできる程度には元気です。

そんな訳で活動も公私ともに活発になっていて、ちょー忙しくて目がまわるし手から光線が出たりしているのです。
今後も暖かくなる頃までの予定が詰まっていまして、やらねばならぬことやりたいことが山積しています。「ちょー忙しい」が口癖になるかもしらんというほど。
こんな現在とそれに連なる未来ですから、この頁の更新もたびたび滞るかもしれませんが、頼りがないのは元気な証拠と思って頂ければさいわいです。

しょっちゅう殴る蹴るされて怖れるばかりだった幼少年時代とか、生来の適応障害がうつに発展してまったく動けなくなって長期入院したり、性別適合手術のために経済的にも身体的にもひどくつらい時期を過ごしたり、まーこの45年いろいろ苦しいこともありましたが、いまはお陰さまで、自分以外の誰かのさいわいをちらっと願うことができる程度には、倖せです。有難うございます。


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