衛澤のどーでもよさげ。
2007年07月10日(火) 転居。

さあ、転居だ。もう窮屈なワンルームにぎゅうぎゅうに詰まっていなくていいんだ。
そんなハレの日なのに朝から雨模様。荷物の搬出は午後からだけど、それまでに上がってくれるかな。と思っていたら晴れてきましたよ。

ビバおれ! 日頃の行いがものを言ったぞ!

と思っていたら、いざ移動の時間には土砂降りに。移動手段は自転車。猫も一緒に行かなければなりません。ああ、これがおれの日頃の行いの報いか。そう嘆くだけで済めばよかったのですが。

自転車の後ろかごに猫のキャリーバッグを積んで、雨に濡れないようにナイロン袋を被せていたのですが、ずっと室内飼いで雨に打たれたことがないうちの猫は、ナイロン袋に大粒の雨がばちばちと当たる音にパニックを起こしたらしく、キャリーバッグの中で暴れて、そのせいでキャリーのファスナーが開いてしまったようです。自転車で走っている途中でキャリーバッグから外に出ていました。

危ない! もしかごから飛び出していたりしたらと思うと冷や冷やものです。土砂降りの中、雨をよける屋根もない場所で自転車を止めて急いで猫をキャリーバッグの中に戻します。そして更に土砂降りの中を自転車で行きます。
到着まで約三〇分間。気が気ではありませんでした。

荷物は業者に頼んであったのでトラックで運ばれてくるのですが、トラックより自転車の方が早く着きました。
業者さん二人でぼくの一人暮らしの荷物を搬出・搬入してくれました。搬出・搬入、何れも二時間ほどです。
ワンルームから3DKへの転居。荷物が新居にどんどん搬入されて、がらんとしていた新居に生活感が漂いはじめています。そして部屋が埋まっていき……その光景に愕然。
あの狭いワンルームにこんなに荷物があったのですか。窮屈だったはずだ。

ともあれ、すべての荷物を搬入し終えても、まだ寝転がることができるだけの空間が充分にあります。以前のワンルームに引っ越したときは荷物を片付けなければその夜眠ることさえできなかったというのに。
猫も広い部屋に昂奮して走りまわっています。猫というものは不慣れな場所ではおとなしくなるものだというのに、うちの猫は全然緊張していません。

広い。そして静かだ。それだけでとても有難い。

取り敢えず荷解きは明日からでいいや。久し振りにベッドで猫と一緒に寝ました。


エンピツユニオン


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