2005年08月31日(水) 熊願望。
「痛くないホルモン注射」に出会ってから体毛の成長率が急上昇しまして、やっと髭が生えるようになってきました。いえ、それまでも生えなかった訳ではないのですが、「髭」というよりは「根性の入った産毛」程度のものしか生えなかったのです。
それがここ一年で「三日放置すると他人さまに会うのが憚られる」くらいに生えるようになりました。やはり「痛くない」というのが重要なのですね。というのはうそで、ほんとうはホルモン剤の投与量が適正値に近付いたからです。
憧れの髭。私の目標は「熊おじさん」なのです。半端に筋肉が発達した、ラウンド髭(口の周囲を囲むように蓄える髭)を生やしたちょっと怖そうな(実は怖くない)おじさんになりたいのですよ。これは幼い頃からの望みで……そこの人、笑ってはいけません。
ただいま思春期の少年に似た生え方ですが、もう暫くすると蓄えられるほどに生えてくるだろうと、髭の整え方を調べてみました。
調べてみて、悲しい事実に出会いました。髭は、世の中では「無駄毛」として扱われているのですね。無駄なんかでは決してないのに。
「無駄なもの」として扱われるがためか、私が見つけた「髭の整え方」と題された記述はすべて「剃り方」であって「蓄え方」ではなかったりします。しかも、調べていくうちに行き当たった或るアンケート調査では、女性の大半は髭を「汚いもの」と思っているという結果が出たのだそうな……熊おじさんに市民権はないのですか。
いや。いやいやいや。古今問わず髭のダンディさんは決して少なくありません。東郷平八郎元帥もパパ・ヘミングウェイも素敵な髭ダンディです。
私は諦めません。何れ髭の熊おじさんになります。厭がられてもいいんです。なりたい自分になります。なるっつーたらなるんじゃーうわーん。
【今日の不眠】
長時間眠ったって睡眠不足にはなるんだよ。