衛澤のどーでもよさげ。
2005年08月19日(金) これから。

故あって、服み続けてきた持病(鬱病とパニック障害)の薬を、先月から減薬していました。薬を服まないと「ものを考える」ということは疎か短期記憶すら儘ならず、明らかに生活に支障を来しているのですが、それでも今日を限りに約一箇月間断薬しなければなりません。明日から一切の薬が服めなくなります。

過去一〇年間で心療科の薬を服まなかった時期はほとんどなくて、食事をしない日はあっても薬は必ず服むくらいの生活でした。まったく薬を服まない期間は、服薬開始からはじめてのことです。はじめてだけにどんなことが起こるのか予想がつきかねますが、眠剤を服まなくなることで睡眠時間が不規則になることは容易に想像できます。
眠る時間も、眠りにつく時間も、眠りから覚める時間も、自分の意志で制御することが一切できなくなるでしょう。

という訳で、更新が滞りがちになっている当記事は、今後一箇月と幾らかの間、更に更新の頻度が下がると思われます。通ってくださるみなさまには申し訳ありませんが、御了承頂きたく思います。
実際のところ、呼吸をして、眠って、起きて、とそれだけのことで精一杯の毎日です。眠剤を断つと「眠って、起きて」もまともにできなくなります。しかし、呼吸さえしていれば取り敢えずは生きていることになるようなので、死ぬ心配はなさそうです。

……と、このような御話をしますととても悲愴な感じがしますが、心配ごとはあっても心配はしない方針で、いまのところそれなりの毎日を過ごしていますのでみなさまも御心配なく。
一箇月の断薬期間内には、生まれてこれまでまるでなかったことを体験することになります。服薬を再開して調子が整ってきたらそれ等のことを記事にまとめたいと考えています。

いまはばりばり「書く」ことができるようになることと、断薬期間の終わりに控えている某アーティストのライヴが愉しみでたまらんです。
これだけを、闇の彼方に見える光明のように拠りどころとして、呼吸を繰り返しています。


【今日の不意に気付く】
頭髪の生え際が、地味に後退してきているのではありませんか。気のせいですか。


エンピツユニオン


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