2005年04月03日(日) さくら。
花見に行ってきました。
毎年「花見」を口実に四月に友人たちと宴会をしていますが、実際に花即ち桜を見た例しがありませんでした。
今年はほんとうに桜の木の下で弁当を喰ってみようということで行ってきた訳です。
朝から雨が降っていて、雨天中止を予定していたのでこりゃ中止だなと思いながらも集合場所へ行きましたが、小雨だったので、春雨の中そぞろ歩くのも風流かという意見多数だったしで出掛けることになりました。
桜は六〜七分咲き。ぼくは花を見て感慨に耽るということが滅多にないのですが、桜だけは特別です。ほのかな色の小さな花は、とてもうつくしいと思う。小雨の中の桜もうつくしかった。
そぞろぞろぞろ歩いていると雨も上がり、昼食時になると晴れ間も出てきて気温もそこそこ、花見日和になりました。有難いことです。十数年振りに桜の木の下で食事をしました。同じものを食べても屋外と屋内とではやっぱり味わいが違うし、桜の木の下ともなれば気分もがらりと変わります。
……旨かった、花見弁当。たとえ死体が埋まっている木の下でも、或るいはそれだからこそ。
【今日の私って変ですか】
マスタング大佐の襟足に萌える。