衛澤のどーでもよさげ。
2005年03月30日(水) 人は考える……。

人はみな考えるスケベである。

これはかのクリエイター堀井雄二さんの御言葉です。実際そうなんだろうなと思います。
この事実と関係があるのかないのか判りませんが、ぼくの友人は男性でも女性でもエロゲームを入手すると順番に貸し出してくれます。エロでないゲームを入手しても特に貸し出しはありません。エロゲームに限ってまわってきます。何故だ。

で。まわってきたんですよ、二作。一方は男性向けエロゲーム、一方は女性向けエロゲーム。女性向けの場合は「エロゲーム」と呼ばずに「乙女ゲーム」と呼ぶらしいですが。結局Hシーンがあるかないかで年齢制限が掛かっているのですから同じですね。
エロゲームの定番なのでしょうか、両方ともアドベンチャーゲームです。テキストを沢山読んで幾つか出てくる選択肢を択んで進めるやつですね。先ず男性向けの方をプレーイしたのですが……駄目ッス。

エロの部分を愉しむ以前に、文章の巧拙が、物語の構成が、文字の校正が、気になって気になって気になって仕方がありません。如何にも「創作初心者が書きました」という文体と構成と、推敲をしていませんと宣言しているかのような文字の変換ミスが目についてゲームどころではありませんでした。
……エロくなかったし!

続いて乙女ゲームの方を……(仕事しろ)。
あー、何だか安心。CGも乙女好みにきれいだし、テキストもプロの手になると判るくらいに巧い。物語も乙女好みなのかもですが、ぼくがいつも「これはどうかな」と思ってしまう前世絡みです。でもいいんだ。ぼく好みの背広眼鏡男性がいるから(眼鏡萌え背広萌え)。

プレーイしていて新鮮だったのはHシーンに男性の声だけが入っていること。男性向けエロゲームでは女性の声だけが入っていたりしますから乙女向けとなるとこうなるのが当然なのでしょうが、これまで経験がなかったものでおもしろかったです。声優さんもいろんな仕事をするようになったのねん、と妙なところで感心。
……でも、あんまりエロくないのな。

R-18のエロゲームがあまりエロく感じられないのは、ぼくがオトナになったということなのでしょうか。うーん?


【今日の心から】
藤圭子さんと宇多田ヒカルさんはほんっとーにそっくりだな。間違いなく母娘だ。


エンピツユニオン


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