衛澤のどーでもよさげ。
2005年01月03日(月) バケツプリン。

昨日は学生時代の同級生たちと忘年会を行ないました。忘年会です。間違いではありません。2005年の忘年会です。だから2005年はもう忘れました。これから起こることも忘れました。

同級生と寄り合うたびに食べものをみなでつくります。だいたいにして「ひどいめ」に遭うために、或るいは珍奇なものを実現するためにつくります。
本年度最初のそれのテーマは「幼い頃の夢の実現」、実現した証拠写真がこれです。




上の写真に写っているのはプリンです。少々ひしゃげておりますが、プリンです。この写真では判りづらいかもしれませんが、直径20cmばかりの巨大プリンです。牛乳を2リットルばかり使いました。あまりに巨大で重量があるために、型から出した途端に自重で身崩れを起こしたのです。時間が経過するにつれ、表面が「ぷち」、「ぷち」と弾けるように裂けて、どんどんかたちを失ってゆくプリンはさながらスプラッタ映画のようでした。

「バケツでつくったように巨きなプリンをプリンプリンと揺らしつつ食す」というのは、私たちの世代の共通した「夢」でありました。オトナになって実現することができました。これで2005年はよい年越しができそうです。プリンが崩壊してゆくさまはとても怖ろしかったです。でも食べるとおいしかったのです。


エンピツユニオン


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