衛澤のどーでもよさげ。
2004年10月13日(水) 貢がれた?

例月より遅くなりましたが告知です。
私の連載小説を掲載して頂いていますデジタルノベル「Silence revolution」10月号が、去る10月10日に発売されました。月刊のデジタルメディアとしては大変安価な価格設定となっております上に、拙作はともかくとして、他作は非常に高品質なものばかりです。ぜひどうぞ。

更に、同じ版元から私の個人作品集「道草」も発売して頂いております。こちらのCD版と「Silence revolution」CD版を同時購入して頂きますと、何と送料がおトクになるという特典付き。更には「Silence revolution」掲載の連載作がそれのみ読むよりもおもしろくなる(かもしれない)ちょっとした仕掛け込み。
この日記をお読みになったのは、それは運命ですね。直ちに購入手続きをどうぞ。

さて、ここからが本文です。
今朝まで仕事をしていまして、ちょっと寝て、昼少し前に起きて買いものに出掛けました。ここで大前提を示しておかなければならないのですが、ワタクシ、マンションにひとり住まいです。きちんと施錠して出掛けました。

必要な買いものをして帰ってくると、マンションの前に家電屋さんのトラックが停まっていました。どうやら私の御近所さんがちょっと大きな買いものをなすった御様子。何処の御宅かな〜などと考えつつ自宅に向かうと、何と扉が開け放たれているではありませんか。
ケーサツの手入れかと思いました(何故)。

そう言えば、合い鍵がほしいと言われて、渡した相手がいます。その女性が室内にいました。家電屋さんと一緒に。扉を開けて直ぐの台所に、我が家にはなかった電子レンジを設置してくれていました。
「ああ、オニイサン帰ってきたよ」と引けめも何もなく手招きする彼女に招き入れられて、一緒に家電屋さんによる電子レンジ使用方法の説明を聞きました。

何でも、実家の家電製品を幾つか新調したときに「これだけ沢山買いものをするのだからオマケしてよね」と電子レンジを購入品にくっつけて更に「勉強」して貰ったのだそうな。彼女は「サービスで置いていくから使ってよね〜」と言い残して帰っていきました。
タダで高価な電化製品を入手してしまいました。

ほんとうに自分は貰いもの人生を過ごしているなと思いました。いろんなものをタダで貰って何もお返しもせずに生きています。やらずぶったくりです。

と、ちょっと思わせぶりに書いてみましたが、合い鍵を持っている女性とは私の実母です(がっくり)。私の生活が不規則で「いつ寝ていていつ起きているか判らないから差し入れに言っても扉が施錠されていて無駄足になることが多くて厭だ。合い鍵をくれ」と言われて渡してあったのですね。

それにしても。
記念日でも祝いごとがあった訳でもないのにこんなに高価なものを貰ってしまってよいのだろうか、と些かならず不安にもなるのですが、例によって「出世払いでよい」というようなことを言われました。
しかし、「出世払い」というのは「出世すること」が大前提となる訳で。

……善処します。


エンピツユニオン


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