衛澤のどーでもよさげ。
2004年10月08日(金) 最強は母なり。

私が生きる世界にいる「動いてまわる生物」の中で最も強いのは「母親」なのだろうなあ、と改めて考えました。

よくよく考えると、「母親」になるにはいろいろの条件をクリアしなければなりませんね。ただ「女性に生まれる」だけでは駄目なのですよね。女性に生まれても悲しきかな、MTFの女性には母親になることは難しい。レスビアンの女性にも母親になることを望んでいる人はいるのかもしれないけれど、これもちょっと難しそうだ。
ストレート(ヘテロセクシュアル)の純女さんに生まれたとしても、そしてその人が望んでいたとしても、必ず母親になれるとは限りませんしね。
ま、これは人間の場合。

いろいろクリアしてやっとひとつの生命を生み出す、または育てることが、或るいはその両方ができた「母親」という存在や生命はとても強くて偉大なのだな、と感じます。「豊饒の神」だとか「大地の神」だとかが大抵の神話で「女神」であるのは、つまりこういうことなのかな、とか。「母なる大地」とか「母なる大河」ってよく聞くけれど「父なる○○」ってあまりありませんものね。「母なる」の対句として「父なる」が使われることはありますが。
大本になるものはだいたいみんな「母親」です。「母国」だとか「母船」だとか「母校」だとか。

母が最強。そして次に強いのはおそらく「おばちゃん」じゃないかな、なんてことも思ってみたりしています。
おばちゃんはコワいですよ。おばちゃんが100人ほどいたらゴジラとも戦えるのではないかと(半分本気)。地球の平和を守るのは変身ヒーローでも軍隊でもなくておばちゃんの団体かもしれない。


エンピツユニオン


Copyright © 2004- Soh Ezawa All Rights Reserved.