2004年09月30日(木) 気力なし?
急に「ぽこん」と空いた時間ができてしまいました。
ぎゅうぎゅう詰めの仕事に一杯一杯掛かっているときは、手持ちの仕事が空いたら一日中何もせずに寝転がって過ごそう!なんて考えていましたが、いざその「空いた時間」ができてしまうとそれができないのですね。
いままで食事する時間も眠る時間も惜しいと思うくらいに忙しくしていたので「時間が空いている」ことがとても「勿体ない」と思えてしまうのです。「時間があるのに何かしていないのは罪だ」と。
実際は適度に「何もしていない時間」を挟んだ方がよいのですけどね。
でも「この仕事が終わったら」と考えていたことが沢山あり過ぎて却って何をしていいのか判らずに、結局何もしないでまる一日を過ごしてしまいました。ああ勿体ない。「これでいいのだ」と開き直れるくらいの方がよろしいのは言うまでもありません。
病人のように寝たり起きたりを繰り返しながら、「寝る」と「起きる」の狭間のはっきりしない意識の中で、ぼくの書くものはルビ(振り仮名)が多くて読みづらいとよく言われるけれど、そう言う人たちには「家畜人ヤプー」(沼正三)だとか「ドグラ・マグラ」(夢野久作)だとかはとてつもなく読みづらいのだろうな、なんてことを薄らと考えていました。
そんな訳で、まる一日ネット落ちしていたら未読メールが20通以上溜まってしまいました。大変だ。連絡が滞ってしまった方、ほんとうに御免なさい。