すずキみるくのGooden 妄言
旧牛乳式形而上精神論理構造研究所日報

2005年05月29日(日) 責任

なんだかんだで就職してから磨り減る一方だった部分がありまして、それを少しでも回復しようとしてNHKすぺさるなんぞを見始めたわけです。そうしたら、なんか不良債権をつくりまくちゃった銀行の頭取が責任を問われたときに、「責任は後からいくらでも取れる。今はすこしでも負債をなくすために最大限の努力をしたいと思う。それが、自分にとって責任をとるということだと思う。(だからやめない。)」みたいなころを言ってた場面があったわけです。

・・・あれ・・・どこかで聞いたことあるぞそのセリフ。・・・ああ、アレだ、尼崎でファイナルフュージョン失敗したときJRのエライさんがいってたセリフだ。なんか、安っぽいドラマみたいなセリフだよなあと前々から思っていらけど、よくよく考えたらとんでもないわ。

だってさ、そもそもこういう問題がおきたらさ、「オマエ無能だからクビ。」という一言ですむ話だわなあ。いや、そもそも最初はそうだったんだよなあ。ただ、それだと本人があまりにもカッコつかないから、「責任をとって自分から辞める」というカタチができてきたんだよな。

それなのに、いつのまにか責任という言葉ばかりが転化されて、責任をとるために、いまの状況で頑張るという発想が出てくるのは、よく考えなくてもおかしいよな。責任とかって、あんま関係ないですから。回りの人間がアンタは無理っておもったから、辞めてくださいっていってるだけですから。アンタが「責任」をとるために組織にさらなる害悪をまきちらすってのはどうなのよ?

この流れって文化的にはやっぱ「切腹」の流れだろうなあ。ただ、いつのまにか訳のわからん流れになっているけど。やっぱ日本にはまだハラキリはのこってました。ただしいつのまにか本人も死なないわけのわからんナル行為の亜種になって。・・・そもそも「切腹」自体そんな誉められたものじゃないってばよ。

ちなみにJRの事故の責任があるのは、トップとか経営陣じゃありません。JRの株主です。・・・株式会社ってそんなもんのはずだよなあ。


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