浅間日記

2006年01月19日(木)

国定忠治文化圏にて、からっ風に身を震わせながら仕事。

投宿先を抜け出し、竹馬の友ともいえるRちゃんと邂逅。
お姫様のように育ち、宮様の通う学校へ進学し、
数年たって、申し分のない結婚をしたと聞いた時には、
めでたしめでたし、もう会うこともないだろうと思っていた。

彼女が、ある日突然、連れ合いを亡くすことさえなければ、
そのシナリオは、そのまま生き続けるはずだった。



シリアスな運命に遭遇したにもかかわらず、彼女から何かが損なわれた感じがしない。

ちょっと意味がわからず一瞬戸惑った。
久しぶりの私に気を使った空元気だったら悪いな、とも。

でもまあとにかく、ありのまま受け入れることにした。

彼女は連れ合いを、突然失った。
彼女は今のところ、自分を損なわず、うまくやっている。

2005年01月19日(水) 草稿


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