浅間日記

2004年12月03日(金) 義援金の配分

朝作っておいた弁当を食べながら、新聞に目を泳がす。

中越地震の被災証明を巡って、不満が続出しているらしい。
義援金は、「一部損壊」だと5万円、「半壊」だと最大で185万円と差が大きいのだが、その判定を不十分だとする人が多い。
判定は、建物の外観調査でまずスクリーニングをかけるらしい。



損壊の実態というのは、正確に把握することが望ましい。
今後の建築技術や防災技術、土地利用計画に反映させる、貴重なデータだ。

しかし義援金の配布はそれとは別だ。寄付した者の思いがこもっている。
行政の予算や保険の査定と同じように、お役所的に配分してほしくない。
大変だったですね、怖かったでしょう、という寄付者の応援の気持を、
等しく住民の方に分け与えられるよう、もっと知恵を絞って欲しい。

個人的には、高齢の一人暮らしの方、小さい子どもを連れた方、
家族を亡くされた方など、そういう「状況」に対する想像で寄付をしたので、
その思いが反映されるように、配分して欲しいなあと思う。


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