浅間日記

2004年11月05日(金) 小春日和

打ち合わせで外出。夕方から山の家に出かけるので、
善光寺だの新そばだので寄り道をせず、まっすぐ家に帰る。

いつの間にか家の前のケヤキの葉は黄金色である。
面倒臭そうに、少しずつ落葉している。
そのうちあきらめたように、一斉にどっと落ちるだろう。



今年は雨ばかりで紅葉はないと思い込んでいたが、
その気になって周りの山々を見渡せば、
こんな穏やかで静かな日和と相まって本当に美しい。
経てきた季節の全てを燃やして、輝いている。

季節のクライマックスと呼ぶにふさわしい、これほど見事な秋の日を見せ付けられては、
あなた方がそこまでするのならば、もう冬になってもいいです、我慢します、
と思わざるを得ない。


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