浅間日記

2004年09月28日(火) 声と花

多忙の日。
開店休業状態にも、そろそろ終止符を打たなければならない。
何よりも、ビジネスワークは楽しい。

車中でアマリア・ロドリゲスを聴く。
私の一番好きな楽器は、多分人間のボーカルなんだなと、しみじみ思う。

女性の美しい歌声を聴くのは、花の匂いを利くのに似ている。
感覚の研ぎ澄ませ方が近い気がする。

それぞれに個性があって、イマジネーションをかきたてられる。
また、若木の花の香りと老木の香りも、それぞれに趣がある。
一輪で満たされるものと、花の集団として賑わいを持たせるものもある。

そして、もって生まれたものを惜しみなく使い切る、真摯な生き様だ。


 < 過去   INDEX  未来 >


ipa [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加