浅間日記

2004年08月19日(木) 教育クライシス

夏の熱気が冷めるのを待って、上京。
夜風はまあ涼しいではないか、と満足。



全国知事会、国庫補助金の削減リストを決定。
もちろん、注目すべきは、このうちの義務教育費の削減枠である。
三位一体改革か何か知らないが、
こういうところの予算が平気でばさばさ削られるのは、
教育を受ける年齢の子ども達が「票」を持っていないからだ。

教育に関する予算が潤沢にあることと、
よい教育を受ける機会に恵まれることは
必ずしもイコールではない。

しかし金と法律の在りようで、
国や自治体の考えは大体推し量ることができる。
だから「子どもの教育の予算を削る」という態度については、
全くやりきれない思いである。
国民の質に関わる問題だと認識しているのだろうか。


学校という機関は、教育の機能をもはや失っている。
そういう組織で疲弊する、良心ある教師が気の毒だと思う。

極論かもしれないが、教師の数を減らし、
医師や弁護士並みに高給待遇にし、
本当に勉強したいという意志のある人だけが
学業につけるようにしたってかまわないと思う。
中学高校の段階からそうなってもよいのではないかと思う。

勉強がそれほど好きではない人は、
読み書き、そして現代の算盤はパソコン操作技術であるから、
その辺りだけ教わって、早く社会参加したらいいのだ。
少なくとも、安い予算で、質の低い教師から質の低い教育を
もっともらしい顔をして、義務として受けさせられるよりは、ずっといい。

大切なことは、学業を志した生き方も、そうでない生き方も、
それぞれ尊重しあえることが大切なのである。

そのためには、子どもを育てる親に対して、
「○○しないと子どもが大変苦労し、取り返しがつかない」という
脅し文句で脅迫することも、そういうことに怯えることも、
もう、いい加減脱却しなくてはならない。



人生は一度きりしかなく、十代の時期というのは、
独特の季節だと思っている。大切に、生きるべきだ。


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