浅間日記

2004年08月19日(木) 教育クライシス

夏の熱気が冷めるのを待って、上京。
夜風はまあ涼しいではないか、と満足。

*

全国知事会、国庫補助金の削減リストを決定。
もちろん、注目すべきは、このうちの義務教育費の削減枠である。
三位一体改革か何か知らないが、
こういうところの予算が平気でばさばさ削られるのは、
教育を受ける年齢の子ども達が「票」を持っていないからだ。

教育に関する予算が潤沢にあることと、
よい教育を受ける機会に恵まれることは
必ずしもイコールではない。

しかし金と法律の在りようで、
国や自治体の考えは大体推し量ることができる。
だから「子どもの教育の予算を削る」という態度については、
全くやりきれない思いである。
国民の質に関わる問題だと認識しているのだろうか。

*
学校という機関は、教育の機能をもはや失っている。
そういう組織で疲弊する、良心ある教師が気の毒だと思う。

極論かもしれないが、教師の数を減らし、
医師や弁護士並みに高給待遇にし、
本当に勉強したいという意志のある人だけが
学業につけるようにしたってかまわないと思う。
中学高校の段階からそうなってもよいのではないかと思う。

勉強がそれほど好きではない人は、
読み書き、そして現代の算盤はパソコン操作技術であるから、
その辺りだけ教わって、早く社会参加したらいいのだ。
少なくとも、安い予算で、質の低い教師から質の低い教育を
もっともらしい顔をして、義務として受けさせられるよりは、ずっといい。

大切なことは、学業を志した生き方も、そうでない生き方も、
それぞれ尊重しあえることが大切なのである。

そのためには、子どもを育てる親に対して、
「○○しないと子どもが大変苦労し、取り返しがつかない」という
脅し文句で脅迫することも、そういうことに怯えることも、
もう、いい加減脱却しなくてはならない。

*

人生は一度きりしかなく、十代の時期というのは、
独特の季節だと思っている。大切に、生きるべきだ。


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