浅間日記

2004年06月15日(火) 夢を見ない不安

河合隼雄と村上春樹の対談集の中で、
「自分は夢を見ない」という村上に対し、河合は、
「内心を表現する小説家という職業にあれば、
夢を見ないのは当然でしょう」、と言っていた。

昨今の自分は、なんだかまるで、そんな調子なのである。

子どもと親の関係をよくするための、
ものすごくベタで地味な社会参加をはじめて数ヶ月たち、
ここ2、3日はそれに追われている。

現実社会の中で自分が動くことによって、
ローカルな社会でのささやかな成果があがるので、
どうもネガ毒が出てこない。
ネガ毒こそ、この日記の最大の特徴であり魅力であると自負しているのに。
たるんどると言われそうである。

こういう地域貢献活動で充実感を得ていいのか、という心配もちょっとある。
「いいことをしているのだからいいのだ」というのは、何よりも嫌いなロジックであるし。
自己犠牲と自己実現のバランスを慎重にとりながら、
客観性を見失わないように、匍匐前進しているのである。


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