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セキララな思考。
安井 文
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2015年02月09日(月)
見上げてごらん夜の星を

昨日、2015年2月8日(日)は、3ヶ月に一回の観劇の日。

今回の作品は、『見上げてごらん夜の星を 〜ミュージカルこそわがが人生〜』
ミュージカル。

始まる前にエントランスでミニライブをやってまして、「太陽がくれた季節」を一緒にうたっちゃった^^

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今までに体験したことがあるミュージカルは、商業作品では1つだけ。
映画にしても意識して見た作品は3つくらいしかない。

有名なミュージカル専門の劇団の公演には行ったことがない。
たった1つハマった商業作品については、まあ、過去に嫌ってほど書いたのでここでは割愛いたしますが、ウィーン生まれのちょっとロックがかった作品。

市民劇場に入会してからは初めてだった。

舞台の中央には、合板のようなもので作られたピアノを模したセットが一つ。
正面を向いた大きなグランドピアノの上に足を上向きにしたグランドピアノが横向きで乗っかっている。
さかさまのピアノは少し傾斜が付いていて、あの上で飛び跳ねるのは結構大変だろうなあと思った。
右上の端っこに同じく作り物の小さ目のグランドピアノがちんまり乗っている。

そのセットの後ろには、音符などをデザイン化した図柄が散りばめてある黒い壁があって、その向こうに生演奏をするバンドがいる。
バンドの編成は、ドラムス、ベース、キーボード2種かな。
実際に演奏している姿は、ほんの一瞬しか見えなかったのでよくわからない。

物語の冒頭に4人の男性がスタンドマイクでいずみたく作品を歌唱。
その声の耳触りのいいことったら。
それを聞けただけでも、今回は儲けもん・・・・・・そんな気分になった。

とにかくバンドの演奏と歌声が心地いい。
歌詞が聞き取りやすく、何を歌っているのかよくわかった。

物語は、オリジナルの作品にいずみたくがこのミュージカルを作る際の話が重ねられ、喜びや苦悩がオーバーラップする構成になっていて、どんな気持ちでいずみたくがこのミュージカルを作り上げたのかまでわかるようになっていた。

“和製ミュージカル”にこだわる理由と言うのがよく理解できたな。

日本語の歌詞の為に作られたメロディーは言葉の収まりがよく、とても心地よい。

ミュージカルはもっとわざとらしいという印象があったのだけど、そんな既成観念など吹っ飛んだ。

小さ目のセットは時に定時制高校の教室になり、主人公 坂本の実家になり、いずみたくの仕事場になった。
音楽と役者の演技のみでその切り替えが手に取るようにわかる。

今回の演目は、あまり踊っているという感じの場面はなく、いや、踊っていたのだろうけど、なんだか学生たちがじゃれているように見えたので。

この役者さんたちが、もっと本格的に歌って踊る作品も見てみたいなあと思った。

演じているのは、ミュージックカンパニー イッツフォーリーズ。
いずみたくが創立したミュージカルを専門に上演する劇団。
今回初めて知った。

2年後にまた市民劇場に来てくれるらしいので楽しみだ。

ただ、お話の部分は、途中であれ?っと思うところがあって、そこからなんだかな〜と言う展開になってしまい、消化不良。
そこはあまり突き詰めない方がいいのかなあ。

なにはともあれ。
役者の皆さんの演技と歌、バンドの皆さんの演奏、それらがぴったりと合わさって、素敵なハーモニーを醸し出していて、そういう部分ではとても満足した2時間半だった。