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セキララな思考。
安井 文
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2013年09月02日(月)
いちご水

9月最初の日曜日。

家族不在のため、家事を少し。

お昼前に洗濯物を畳むついでのつもりで、WOWOWで放送されたBLANKEY JET CITYの「LAST DANCE」を見ていた。


居間にあるチューナーで録画したので、家族不在の時じゃないと見られない。
何しろ家族はTV見ていなくてもずっと居間にいるので、なかなかこういう爆音系のライブ・・・はおろか、私好みのドラマや映画さえ・・・見ることがかなわない。
そんなわけで、いろいろ悩んだ挙句、ついこの間、結局自室のチューナーでもWOWOWを契約した。
まあ、それは余談である。

家族が帰宅したら、当然、チャンネル権を返さなくてはならない。
無視して見続けていると、不機嫌オーラが後ろから蔓延してくるので、いたたまれなくなるのだ。
まあ、そんな愚痴はさておき。

この「LAST DANCE」は2枚組CDとDVDが発売されていて、もちろん私は何度もそれを聴いているし、観ている。

あれから時は流れ、TV放送のデジタル化により、DVDとは比べ物にならないほどきれいな映像と音で、かつてのライブが見られるとくりゃ、そりゃ録画してしまう。
それは7月のことだった・・・で、9月のこの日、やっと観ている。

目の前でこのバンドのライブが始まると手が止まり、耳目が奪われてしまう。
会場の大歓声にね、煽られる。
このバンドが解散したのは、かれこれ14年も前のことで、そんなに時が流れているにも関わらず、彼らの音を聞くと、私の時間はあの時までさかのぼってしまう。

私は、この「LAST DANCE」に収録されている200年7月9日の横浜アリーナにこそ行ってはいないが、ラストツアーには足を運んだ。
メンバーは今も個々で活動していて、私も2年くらい前までは機会が許す限り、彼らのライブに足を運んでいた。
このバンドが解散してから、何度も彼らのライブに行ったにもかかわらず、私はやっぱり3人が同じステージで演奏していたあの頃のライブの方を鮮明に思い出し、胸が熱くなる。

私の中ではやっぱりBLANKEY JET CITYが唯一無二のスリーピースバンドなのだ。

失速寸前のジェット機みたいな猛スピードのリズムに血液が沸騰しかける。
最高に研ぎ澄まされた音に包まれ、最後まで淡々と演奏を続けた彼らの姿を見ると、たまらなくなるのだ。

ああまだ、私にも情熱ってやつが残ってるんだねぇ。
それを確かめるために、また、繰り返し観るんだろうなあ。

なんだか涙が落っこちそうな日曜日。
外は雨が降っていた。

結局、いくらもしないうちに家族が帰宅し、今回も最後まで見る事は出来なかった。

しかし、どうやらリピート放送が9月以降あるようだ。
今度は自室のチューナーで録画できるから、ゆっくり楽しめるだろう。
楽しみにしておこうっと。

Blankey Jet City「LAST DANCE」〜WOWOW Edition〜

「いちご水」
WORDS & MUSIC BY 浅井健一、PLAY BY BLANKEY JET CITY