さて、お祭りの後半です。
おっと、忘れていた。 雄大さんの今夜のいでたちは、グレーのベルベットのスーツ。 ジャケットのほうは、博多・広島のライブで身に着けていらっしゃったので、ライブに来た人は想像できるかも。 スーツだったんですね〜。 ジャケットの下は、水色か水色っぽいグレーのハイネックのシャツ。 足元はすでに見慣れた感のある黒の革靴。 そして、いつものキャスケット(ハンチング?)
まずは、東芝EXPRESSレーベルのお話を少し。 これは次の曲への前振りで、松任谷由実さんのお話をしたかったようです。 めったに聴けない邦楽カバー今夜の第2弾「卒業写真」 雄大さんはキーが高いから、女性ボーカルの曲がなんだか合うなあ。 実は、1曲雄大さんのカバーで聴いてみたい曲があるんだけどなあ・・・いつかこそッとお願いしてみようかしらん。 それは今どうでもいいことでした^^; ちょっと凝ったアレンジのピアノが色を添えます。 なんとなくボサノバっぽいイメージのあるこの曲ですが、今回はとてもドレッシーでありました。
そういえば、最近の雄大さんはライブでとても饒舌だなあ。 インタビューを読むと結構喋っている感じがするのに、実際の雄大さんはあまり喋らないというイメージがあったんだな。 そのイメージって私が勝手に作ったのかなあ。 デビュー当時の曲を演奏する前にそのころの思い出話をポロッとしたり、その曲ができたときのこととか・・・ファンとしてはうれしい話ばかり。 デビューアルバムは、都倉俊一さんのプロデュースだったので、雄大さんが作った作品は3曲くらいしか入らなかったそうだ。 でもライブでは、ミスタースリムカンパニーに参加していたころ作った作品も半分くらい歌っていて、セカンドアルバム『Yudai』では、そういった曲を入れることができたんだそうだ。 そういったことを喋りながら、ギターを抱えてステージ中央へ。 もうそういう歳でもないですがと前置きをして、これから少しノリノリの曲を・・・と客席をあおってくれます。 うわ〜と私(とその前に座っていたかっこいいスーツのお兄さん)は、ウキウキしながら腰を浮かしかけましたが・・・やっぱりそんな勇気はなく、椅子に座ってめいっぱいカラダを揺らすにとどめた。 あああ〜せっかくのチャンスだったんだけどねえ。ノリノリの曲は2曲でした。 しかし、ここでまた思いもかけない曲が! そう、今回のタイトルにした「イソガシバンド」だ! なんと雄大さん、この曲をアコギ1本掻き鳴らして歌いきってしまった。 すごいです!もうばりばりエレキのギターフレーズなのに、やりきってしまいました。 ギター小僧健在です!! 指は痛くなかったのだろうか^^; さびの部分で合いの手を入れるんだけど、なかなかタイミングが合わなかったけど、ものすごく楽しかったな〜♪ あああ〜、エレキを掻き鳴らしながら歌う雄大さん・・・一度でいいから拝みたいのである。 『Yudai』の裏ジャケットが目に浮かぶ。
「母の手」は最初聴いたとき、正直何も感じなかった。 それが回を追うごとにボディーブローが効くように、私の中に何かを誕生させています。 自分も結構な歳になったせいもあるんだろうけど、単純にいい曲と片付けてしまいたくない何かがあるような気がする。 今回も、聴きながらいろいろな思いが駆け巡りました。 今ここでそれを書かないけど、素敵な曲を雄大さんありがとう。
さて、気分を変えて、今夜のオオトリ(!?)中野督夫さんの登場です。 彼は、何年か前に大阪はペーニャでの雄大さんのライブに乱入してきた場面に遭遇したことがあった。 その後、山口県は岩国市のROCK COUNTORYというライブハウスで、Chikaさんのライブでもお見かけしたことがあるのだけど、こちらもゲストだったけど乱入という言葉がぴったり・・・・だったので、そういうイメージしかない人だった。 センチメンタルシティロマンスというバンドの方で、ちょっとは知れたお方なのだけど、そういうイメージでした^^;
実は、『SHOES ON MY SOUL』の頃にお世話になったそうで、「SOMETHING NEVER CHANGE」のプロモビデオにも出演しているとかいないとか。 「SOMETHING NEVER CHANGE」はかっこいい曲だと、セッティングしながら喋り続けています。 雄大さんのことは、ギターを弾いて踊る人だと思っていたそうな。 とにかく、セッティング中でも喋り続ける。マイクから離れていたって関係ない。 とっても面白い方なんだよなあ。
ところが、いったんギターを弾き始めると、これがまたどうした・・・ものすごく繊細なギターなのだ。 優しい音から強い音までを絶妙なタイミングで引き分ける。 その上、ギターと連動した歌もいろんな表情を持っているし、効果音的な使い方も心得ていて、目が離せないステージだった。 ヤン坊、マー坊の天気予報のテーマで自己紹介をする曲などはなんかも〜楽しくって楽しくって・・・。 曲は終わっても同じ調子で喋り続けるし、なんとなく次の曲に行くし・・・^^; 雄大さんとのデュエット「ダウンタウン」はオリジナルの雰囲気を保ちつつ、女性とはまた違った感じの楽しいサウンドだった。 しらふ(!)の中野さんは、優しさの中にも音楽への厳しさも忘れないプロフェッショナルな音楽人だった。 すみません、中野さん、私、認識を改めます!
さて、ライブはいよいよ終わり。 今夜の出演者全員による「Shower the People」 メインボーカルは中野督夫さんと雄大さんが入れ替わります。 そのほかの全員でコーラスですが、皆さんすごい人ばかりなんで、鳥肌が立つくらいのすばらしさ。 すごいもの聞かせていただきました。 中野督夫さんの仕切りはなかなか鋭いですね。 おそるべし。
雄大さんは来年もまた楽しい一年を過ごせますようにとみんなに挨拶。 そして、またよろしくとも言っていました。
拍手は鳴り止まず、アンコールが1曲。 お芝居のために書き下ろされた「a Song for Christmas 」で締めくくり。 実にクリスマスらしいエンディングとなりました。
名残惜しかったけど、雄大さんに今夜のお礼の言葉を述べて、下北沢を後にしました。
そうそう、ライブでも告知されていたので書いてしまいます。 4月か5月ごろにアルバム『FRYDAY NIGHT』からシングル「PARADISE」までに曲から選曲するライブを予定しているそうです。 もしかしたらリクエストがあるのかなあ〜それは聴きませんでしたが、とても楽しみだ〜♪ きっとストラトャスターを掻き鳴らす雄大さんも拝めるはず・・・はず??・・・はず〜!! ということで、全国にお住まいの雄大ファンの方は、予定をしっかり空けときましょう。 あ〜、ライブ盤とか発売になったりするとうれしかったりしますが・・・^^ ・・・いくらなんでも気が早すぎだなあ。
雄大さん、今年もどうもありがとうございました^−^
■鈴木雄大■ 15.卒業写真[Piano] 16.Midnight Calling[Guitar] 17.イソガシバンド[Guitar] 18.君と出会いみたもの[Guitar] 19.母の手[Piano] ■中野督夫■ 20.スターダスト 21.Blossom 22.おースザンナ 23.ヤン坊、マー坊の天気予報のテーマで自己紹介? 24.箱庭の街 25.いつでも夢を 26.Close your eyes(with 鈴木雄大[Guitar]) 27.ダウンタウン(with 鈴木雄大[Piano]) ■全員■ 28.Shower the People ■アンコール■ 29.a song for Christmas
2010.12.18(土)「Yudai Suzuki presents,The Twilight Before X'mas」(at Com.Cafe音倉) 「イソガシバンド」 WORDS & MUSIC & PLAY BY 鈴木雄大
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